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かゆくて堪らん。いでよ高熱。失って初めて気付く『いのち』の営み。

2月に突如、全身に赤い模様が出てきて

猛烈にかゆくなってしまった。

赤い模様は熱を伴っていて

炎症していることも確認できる。


なに、これ?


ぼくらが皮膚病に働きかける場合は、恥骨を利用する。

調整したいのは腰椎1番。

自分で試してみるも

全身の赤い模様は変化していかない。

原因には思い当たることがあった。


全身にいきなり炎症を伴った模様が出てくるんだから

免疫を司る胸椎7番も強張っているんだろうなと推測できた。


自分のコピーロボットがあればいいんだけど。

仕方ない、自分で胸椎7番へセルフで働きかけしてみるも

全身を覆う赤い模様のかゆみが酷くて夜何度も目を覚ます事態に。

というか眠れないし搔きむしってしまう。


基本、整体指導者は自分のカラダの変動は学びの題材なんだけど

全身をかきむしって眠れないので

あっさり名医の評判のお医者さんのもとに行ってみた。


診断名が滴状乾癬(てきじょうかんせん)。

以前、1年以上出ていたぶつぶつの痒疹(ようしん)が治癒したことがあったので先生に聞いてみたら

すごく歯切れの悪い返事。

えっ?

先生のリアクションが治りづらい病気だと白状していた。


治る人もいるらしいが、どうやら治りにくい病気らしい。

長袖から外に出す部位だけ、症状が出ていないんだけど

さすがに5月になってくると半袖に着替えるので

こんなに酷い症状だと、嫌だなあって頭によぎる。

自分で検索してみるとやはり原因不明らしい。


自分の中では原因をひき起こした現象の自覚があった。

そして調整しなければならないのは胸椎7番だろうと

目星も持てていたので

とりあえず治療と並行して

活元運動に専念してみることにしてみた。


ふだんまったく認識できていない

カラダの働きが崩れただけで

全身の皮膚に症状が出てくるって

ビックリだよね。


処方された薬を使って

なんとか我慢できるかゆみレベルになった。

ただし、ステロイド剤の影響で病変とは異なる

化膿を伴う皮膚異常が下肢に出てきてしまった。


赤い模様が薄くなってきたので先生の指示に従って

薬を減らすことになったのだけれど

ところが最初の振り出し状態に。

やっぱりこれは症状を抑えているだけで治療になっていないなと。


免疫学の安保教授が言っていたように

薬は短期で使用するのであれば有効だが

長期での使用は免疫ネットワークを阻害する害が多くなる。

実際に乾癬という病気は治らないで

ずっと付き合っているひとも多いみたい。


さすが原因不明と言われている病気。

原因不明なんだから処方されている薬は対症療法であることは間違いない。

治らずに一生ステロイド剤のお世話になるという選択は問題外だしね。

こんなことしてたら治るもんも治らへんわ。


かゆみを抑えてくれるのはありがたいんだけど。

結局、股間を掻きむしるようになり

皮膚の薄い金玉が破れてしまい

下着が常に体液で濡れているようになってしまった。

ときどき叫びたくなるほど痒くなる。

なんとなく股間からカサブタの臭いまで漂いだす始末。


そこで仲間の整体指導者をつかまえて

整体指導を受けることになりました。

動かなくなっている椎骨や全体を調整してもらい

2回目の整体指導直後に微熱が出てから

カラダが変化し出した。

ありがた~い。

ぼくのカラダは微熱で動きだしてくれたので

高熱なら一発で変化してしまう予感。


3回目の指導直後には頭痛も発生。


無意識運動が滞りなく働かなくなることで

いろんな異常が表現されたり

ホメオスタシスが発動することで異常が表現されたりする。

ホメオスタシスが働かないと

慢性病と言われるカラダの表現が継続していく。

今回、自分のカラダで身をもって体験している。


カラダの表現で

痛みや発熱については何度も体験してきて

そのままふだん通りの生活を続けて

不安を抱えずに経過させてきていたのに。

今回のかゆみはめっちゃ大変だった。

かゆくて心が乱れまくり

全身を掻きむしって

かゆくて気がついたら朝って(*´Д`)


いまはカラダの高熱待ち

高熱さえ出せれば

背骨の弾力が回復して

全身の模様も消えると思われます。

真夏日が訪れる前までに

どうにか長袖を脱いで整体指導できるようになりたいもんです。













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