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居心地が悪いカラダの正体

カラダがちゃんと動いていると

異常があると

痛みを感じたり

発熱したりしてくれる。


で、異常がないとき

整体のときは

カラダについて思い出すことはない。

居心地の良いカラダ。


もちろん鈍っていて

カラダを感じなくなっているひともいる。

現代はこちらの人のほうが多いかも。

でも、こちらは居心地がいいカラダではない。

ふれれば背骨が強張っているから

整体ではなく、鈍っているカラダだとすぐに判別できる。

本当は自分の要求にしたがって生きていないので

カラダが敏感になってくれば

居心地の悪さを感じられるようになる。



全力疾走など何年もしたことがない状態で

全力疾走したら

ドキドキが止まらない心臓を感じる。


ささくれがあるだけで指先に痛みや違和感を感じる

逆まつげができただけで瞬きに違和感や痛みを感じる

過呼吸症候群になると呼吸にすら違和感を感じる


この違和感、異常感をなくすために

痛み止めなどを使う人があるけど

異常感って、カラダが動くために必要なものだったりする。


余命1カ月などであれば意味があるけど

もっと生きたい、より生き生きと生きていきたい

という人にはお勧めできない。


異常感を感じないというのは鈍り

鈍りがあるから、ホメオスタシスが働かずに

変なものをカラダで大きく育ててしまう。


だから体内で腫瘍などを育てている方にふれると

ものすごーく居心地が悪い状態なのに

ご本人はそれほど感じておられないケースが多い。

ふれても気の感応も起こりにくい。


感じていないって怖いんだよね。

例えば

50歳のひとが20年ぶりに全力疾走したときに

ドキドキしたりすることもなかったらどうなるか。

それって、ものすごーく不自然で怖いこと。

いきなり壊れてしまう可能性大。


感じていれば、

今は休まなきゃとか

カラダを労わってあげる選択ができる。


居心地の悪さを感じられると

強張りや疲労を回復させようという

ホメオスタシスのスイッチが入る。

だから居心地の悪さや違和感は

排除すべき敵ではなくて

心身を守っている大切なセンサーってことになる。






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