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マトリックスから抜け出そう。あなたのいのちの守護神の名は、異常感や発熱・痛みという事実。

ここ数年、元気で風邪もひかなくなりました。

なんて言ってる人をみかける。

聞いている方もなんの疑問も持たない。


実際に気の訓練をして

活元運動を訓練していく中で

世の中の常識の方が異常、

マトリックス(仮想現実)なんだと

気付かされたことが2つある。



その一つがカラダのこと。



人類始まって以来、ずっと当たり前に思われていた。

健康の反対が病気だと。


発熱や痛み、異常感は健康にとって悪いもの、敵である。

よって排除しなければならない。


ずっーーーーと、人類はそう捉えてきた。


誰も疑問にすら思わない。



日本古来の霊術や手技療術が

野口晴哉という気の達人・天才を得て発見したこと。

病気というのは、

カラダがホメオスタシスが働く整体であれば

放っておけば回復していく。


風邪を自然に経過させると

風邪以前よりも

カラダの偏り疲労が整い

丈夫になっていくということだった。


すなわち風邪は病気ではなく

ホメオスタシスが表現している

回復過程そのものであるということだった。



実際に気が滞っている処、

つかえている処が

気が通るように調整して

カラダが動き出すようになると

軒並み、熱を出したり風邪をひく。

その結果として背骨の弾力が回復する。



ところが生まれてこのかた持ち続けてきた

発熱や痛みは悪いものという

認識はすぐには変わらない。


とくに痛い~

苦しい~

を避けたいのは本能に組み込まれているから

頭の中に強力なマトリックスを形成している。




せっかくカラダを調整して

カラダが自ら熱を出したり

異常があった処を、異常と感じ取れるようになったというのに

怯えてしまう。


実際に整体指導者として活動しだして

驚いたのは

何十年もカラダの不調を抱えて生きてこられた方がいたり

何十年も薬を飲み続けている方もいることだった。


カラダって整体であれば放っておけば回復する。


じゃあ、なんで回復しないのか。


結論から言うと、カラダが鈍っているから。


鈍りは

自発的に生きてこなかったことや、

疲労を生じさせる

置かれた職場環境や生活環境が変わらないことに起因する。


たとえば眼精疲労の場合

PCで仕事をしていると疲労が蓄積されていく。

責任ある立場や、

ノルマを求められる状態であれば

疲労の強度はさらに増す。

上司が威圧的な人物ならさらにさらに疲労強度は増す。



眼精疲労のおおもとは

同じ距離の画面を見ていることで

眼球のピント調節をしている毛様体筋が緊張を強いられて

疲れちゃうってだけ。


ところが全身の連動している処へも緊張は波及していく

頭骨

首の側面や後ろ

大腿裏

など。


疲労を感じたときに

風邪をひいて発熱できると

強張りがとれて弾力が回復する。

活元運動では、眼球が前後に動いたりして

ダイレクトに毛様体筋の強張りをとろうと動き出す。

もちろん意識的には絶対にできない動き。


ここでカラダが弾力回復のために発生させた熱を

薬などで下げてしまうと

カラダは目的を達成できずに

疲労を回復できない。


鈍りが生き残ってしまう。


またせっかく風邪をひけて発熱することができても

疲労を生み出した環境が変わらなければ

疲労蓄積スピードが

カラダの回復スピードよりも速ければ

鈍りは解消できない。

すなわち鈍りが生き残っていく。


鈍りがカラダの中で勢力を拡大していくと

カラダはホメオスタシスを発動できなくなる。

鈍ることで環境に適応していく。


すると、異常感も感じにくくなり

発熱できなくなり痛みを感じにくくなる。

鈍り適応のメリットではある。


けれどもホメオスタシス、自然治癒力を

発動できない状態が心地よい在り方のわけがない。

在る異常を、感じないんだから

心地よいわけないよね。

痛み止めなども同じで

治しているんじゃなくて、感じないようにしているだけ。

痛みの要因が在るのに感じないようにしている。


鈍りが勢力拡大していくと

少しくらいの異常ではもう発熱もできなくなる。

異常が大きく成長してから、よくやく熱が出せるようになる。

その頃には難しい病名に育ってしまっていたりする。


いのちを大切にする = 自発的要求に従って生きる

ってことなんだけど、カラダが鈍ると

自発的な要求も感じられなくなってしまう。



鈍りの最初の芽生えは

異常感、発熱や痛み

かれらを敵とみなして応対したことから始まった。


ハリーポッターにとってはスネイプは敵ではなかった。

真実は、スネイプはハリーの守護者だった。

真実をハリーが知ったのはスネイプの死後

ぼく的に一番切なかったシーン( ;∀;)


いのちにとっての守護神が

異常感や発熱や痛みであることに気づいて欲しい。

その事実に気が付くのが死の直前、

死後などということがないように。





























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