2022.02.12 最近の、心にのこった映画の話
2020年以降に観た中で、心にのこった映画を紹介させてください
CLIMAX
一時期ギャスパー・ノエにハマっていて、しかし“アレックス”以降は観てなかったので、かなり久々のギャスパー・ノエでした。
監督の作品そのものというよりも、存在感…?のほうに興味があったので、作品そのものの好みを期待して観に行ったわけではなかったのですが、これはハチャメチャに好みでした。
美的なセンス、それとやっぱり存在感がめちゃくちゃハマってしまい、はじめて映画館に通いました。(だってこれ、映画館のでっっけースクリーンと音響で観たほうがおもしろさ倍増では?!)
観るLSDです。
許された子供たち
“CLIMAX”とおなじカテゴリーだな、と今気付きました。それよりさらに、もやもやとしたもの(宿題)を持って帰れる作品です。最近おすすめの映画、と聞かれたらとりあえずこの2つを勧めてます☺
自主制作で、テーマとていねいに向き合った作品と思ってます。
こんなに「キャスティングが最高」って思ったのはじめてでした。
パルプ・フィクション
ともだちとタランティーノ作品を制覇する遊びをしてたときに観ました。その他好きな作品はあるのですが(“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド”、“ジャンゴ”など。デカプリオの凄さに気づいてウワーッ!!てなっています)
パルプ・フィクションは、サミュエル・L・ジャクソン演ずるジュールスにめちゃくちゃグッときすぎて、それだけで大好きな作品にランクインしてしまいました。
ラストの羊飼いのくだりが本当に性癖というか、もう、そう、本当に、はい。たまらないです。(わたしはそういう男キャラばかりつくっている気がする…)
メイジーの瞳
いちばん最近観た作品。
公開当時からともだちに「杏ちゃん好きだとおもうから観てほしい」とおすすめしてもらってて、そういうのって大事にしてしまいたくなるから、心の照準というか、タイミング、そういうのが合致するまで待つんですけど、待ってたらこんなに年数が経ってました。
でも待ってた甲斐あり、今!観てよかった。テーマもですが、作品の作り方が今の自分が描きたい方向性と近くてめちゃくちゃ参考になりました。
ムーンライト
これも2020年に観たやつだったので、おすすめに入れたい。わたしのなかで“メイジーの瞳”とおなじ心のカテゴリーです。
テーマ、物語そのものはもちろんのこと、作品の構成、美しさ、余白、余韻、たまらないです。
ことばですべてを語らないことに、わたしは興味があるんだとおもう。(好き嫌いの話ではないので、語ってるやつも好き)
昨年はバタバタしてて全然観れてなかったので、今年はたくさん観たいです🎥
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投げ銭ができるとのことです⛵