へとへと通院デイ。

今日は総合病院の定期通院だった。

総合病院には『糖尿病』で通院している。

もう何年になるだろうか。結婚してすぐに体調を崩して救急で運ばれて、その後わかったのだから……9年か。

糖尿病、私にとってはとても憎らしいものだ。

もがいても何をしてもどうしようもなく、どうにもできずここまできてしまった。

そう、この『糖尿病』こそが、今回約10年ぶりに心療内科を受診することになったきっかけである。

HbA1cがもう救いようがないのだ。

先々月は8.7

先月は9.2

そして今日は10.2まで爆上がりしていた。

原因はわかっている。

ここ数年薬を飲んでコントロールし7〜8くらいをいったりきたりしていたのだが、やはり精神的なものに左右されやすく、過食したら上がるし、落ち着いていて食事のコントロールや運動ができていたら下がる。

いままでもあまり体調のいい日々ではなかったのだが、10月頃から心身の不調が激しく希死念慮があったり1日中泣いて暮らしているような日々だったのである。

辛かった。どうしたらいいかわからなかった。

今まで心療内科には5〜6医院行ったことがあるのだ、総合病院や精神保健福祉センターのような大きなところも含めて。

でもね、辛くて傷ついているから行くのに、病院で余計に傷つくことが本当に多かったの。

だからどうしても行く気になれず……

体調が悪い日を記録していたところ、そういったことが規則性がありそうだったのでホルモンバランスが関係あるかもと婦人科にかかり、婦人科の先生から「ぜひ相談できる場所として心療内科の受診を頑張りましょう」と言われたという話である。

その婦人科の先生にどれだけ救われたかわからない。頑張って生きようと思ったのだ、1歩踏み出さねばと。

とても寄り添って話を聞いて下さり、本当に救われた思いだった。味方ができたような気持ちになった。

だが、心療内科を受診すると決めたその2月の頭から、過食がそれまでとは比べものにならないくらい酷くなってしまった。

心が悲鳴を上げていた。

『逃げ場』がなくなることを怖がっているみたいだった。



糖尿病がわかったのは9年前。

そして、私が親に連れられて行った総合病院の神経内科の静かな診察室で「過食症だね、摂食障害の」と言われてからはもう22年になるようである。


そんなに長い間、私は食べ物を詰め込み続け、飲み込み続けてきた。

正直、している事は『過食』そのものだが、過食症のそれとは何かが違う気がしてならない。
何が違うのかはわからないけれど。
こんなに長い間、私は傷ついてきたけれど、同じだけ体を傷めつけてきた。

そして先生には怒られ。


今日は疲れてしまった。

だが進展もある。

書けていないのだが、先週金曜日に心療内科の初診にかかり、月曜日から過食を抑えるという薬を飲んでいるのだ。

そしてその効果よ。

食欲というものがなくなったのだ。

もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら

この22年の食に翻弄された生活が一変するかもしれない

そんな期待をしてしまっている。

でも、悲しかったり辛い気持ちはなかなか消えないものだなぁ。

昨日色々あって絶望的な気持ちなのに、今日は病院で先生に怒られ。
踏んだり蹴ったりだ。

明日は少しはいい日だといいのだけれど。







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