〚心療内科通院2回目〛たくさん泣いた日

先週金曜日、2回目の心療内科の受診だった。

この2週間、とても長く、長く、長く、辛かった。
たくさん泣いたし、動けなくてほとんど横になっていた。
辛かった。
本当に辛い2週間だった。

そしてやっと受診、となった。
今まで10年もの間逃げ腰でいたくせに、よくもまぁこんなに変わるものだと驚く程に、私はこの日を心の底から待ちわびていた。

ムスコがご機嫌よく起きてくれたことにも、目眩なく起きられたことにも、いい天気であったことにも感謝したし、着るものをバタつかずに決められたことにも感謝した。
夫がこの前、出かけるのが少しでも楽しくなるようにと買ってくれたバッグを初めて使うのがこの日であることにも感謝をしたし、気をつけて、と見送ってくれた夫にも、駐車場から車を出す時に優しく譲ってくれたあの優しい紫色の車の人にも感謝した。


家から病院までは歩いてもそんなにかからないのだけれど、今はどうしても人も目がストレスになってしまうので車移動が多くなってしまう。
車で病院につき、受付を済ませると5分も待たずに先生が呼びに来てくれた。

まず、血液検査の結果から。

「甲状腺の数値は問題なかったですね」

わぉ。

よかった。
よかったのだ。
よかったのに、なんだか複雑な気持ちにもなっていた。

その時はその感情の意味を深く考えなかったけれど、今ならわかる。
太字で書くまでもない。

もう、言い訳ができないからである。


今回も色々と紙に書いて行った。
前回から、薬を飲み始めてからの変化。

以前から気になっていた体調不良や、
昔から感じていた生きづらさ
家族関係や人間関係の辛さなど、なるべく具体的に。

これはルーズリーフのA5に手書きで記入し、プリンターでコピーして持って行っている。
本当はパソコンで打った方が早いのだけれど、手書きの方が頭のものをまとめやすいたちなのでこうしている。

と、やっとついに受診したぞ、というところまで書いて力尽きて日にちが過ぎてしまった。
処方も変わった。

前回の処方
トピナ25mg朝晩1錠ずつ
ランドセン寝る前0.5mg1錠

今回の処方

トピナ25mg朝晩2錠ずつ
ランドセン寝る前0.5mg1錠
※過食したい時ランドセン0.5mg1錠

という処方に変わった。
糖尿病内科で処方してもらっていたリーゼ
婦人科で処方してもらっている漢方
はランドセンで補えるとの事で、徐々にやめていくことになった。

トピナが増えたのは、自分の希望。
食欲は一旦落ちたし過食の頻度も落ちたものの、食べてしまう時はとことん食べてしまうのはやっぱり変わらない。
食べるのが怖い。
お腹が空いて1口食べることで過食のスイッチが入ってしまいそうで。
簡単にコントロール出来るようになる訳なんてないのに、100を求めてしまっている自分に気づいて、ちょっと悩む。


薬を飲むだけで生きづらさが変わるわけではないことは、精神科医ではない自分でもわかる。
考え方を、見方を、生き方を、変えていかなければならない。

カウンセリングもこれから受けていくことにした。

2週間の辛かった話をしている間、涙がぼろぼろこぼれて大変だった。
本当に辛くて辛くてたまらなかった。
でも、本当は、こういう日々をやり過ごしながら何年も何十年も生きてきてしまったのだ。

もう限界だと何度思ったのだろう。
もう限界だ、生きていけない、と思って心療内科や精神科に何度かかったのか。
そして、変わらなかったのか。

病院に問題があると言いたい訳ではなく、自分の向き合い方にも問題や課題があったと今なら思えるところもある。

ぼちぼちといきたいところだ。






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