京都へ行こう❣【226】
今年は、重森三玲のお庭からスタート。
『心和の庭』が初公開された『心和山 光清寺』に行って来ました。
地下鉄東西線『二条駅』下車、1番出口より
徒歩約14分。
JR『二条駅』からでも行けます。
山門
庫裏と『心月庭』
昭和49年に重森三玲が作庭しています。
『白砂台』を設けて石を組み、『金閣寺垣』で囲んでいます。
『心月』は、心の真実を月に例えた表現です。
高さ30cmのモルタルで固められた『白砂台』というのがかなり珍しいので、いろんな角度
から撮りました。
鎮守弁天堂
ここに牡丹の花のもとに休む猫と、花に舞う蝶が描かれた『不思議な絵馬』があります。
絵馬『浮かれ猫』
この猫が、夜になると三味線に合わせて踊り出したといい、芸能上達の信仰を集めました。
この話は『出水の七不思議』の一つに数えられています。
鐘楼堂
中門
中門の扉には、伏見宮家家紋(十四裏菊)の
透かし彫りがあります。
今回のトップ写真は、中門の透かし彫りの菊
から見た『心和の庭』です。
めちゃくちゃ楽しんでいます(*´艸`*)♡
玄関
拝観料は800円。お茶付きは1400円です。
私は『浮かれ猫』をモチーフにしたオリジナルの干菓子に惹かれてお茶付きにしました。
『心和の庭』
昭和42年に重森三玲が作庭。
山号『心和山』にちなんで『心』の字を四島に見立てています。
心字の一画目は『方丈島』で一石。
正面からではなく中門から見ると、三尊石組に見えるように配されているらしい。
心字の二画目は『蓬莱島』で七石。
心字の三画目は『壺深(こりょう)島』で
二石。(右上です)
心字の四角目は『瀛洲(えいしゅう)島』で
二石。(右奥です)
徳島・阿波産の青石を使用し、白砂と苔地のみで構成されています。
池泉式庭園では『心字池』をよく見かけますが、枯山水の『心字庭』はこちらだけです。
東側は『白壁』、南側は『竹垣』になっています。
浮かれ猫
本堂にも『浮かれ猫』が飾られていました。
こちらはお茶を頂いたお部屋。
お抹茶ではなくお茶です。
そしてオリジナルのお茶菓子にも注目!
浮かれ猫の千菓子
いかがでしたか?
重森三玲ファンの方には絶対に見てもらいたいイチオシのお庭です。
通常非公開ですが、来年も特別拝観されるようなので覚えておいて下さい。
【おまけ】
右の『浮かれ猫』はお茶席のチケット。
どちらもシールになっています。
お庭の方の番号がちょうど100なんです!
この特別拝観で、記念すべき100人目だったの
かも(*´艸`*)♡
最後までお読み下さりありがとうございます❣今年もどうぞよろしくお願いします(人˘ ˘*)