京都へ行こう❣【185】
今回は、足利氏の菩提寺である『等持院』に
行って来ました。見どころは、夢窓疎石が作庭したと伝えられる美しいお庭です。
嵐電『等持院・立命館大学衣笠キャンパス前』より徒歩約6分。
私は『北野白梅町駅』から嵐電に乗ったのですが、一駅だったので乗車時間はたったの1分。
えっ!もう着いたの?という感じ。
今度からは歩けると学習しました。
※『嵐電』と書いていますが、京福電気鉄道(北野線)が正式名称です。
山門
山門をくぐってすぐの所に『鬼瓦』が置かれています。
庫裏
達磨図
『達磨大使』を描いた達磨図がお出迎え。
『天龍寺』にも同じのがありました。
書院
赤い毛氈の所はお茶席です。
外国人観光客の方が縁側に座ってお庭を楽しまれていたので、書院からの写真撮影は後回し。
池泉回遊式庭園なので、スリッパをお借りして歩きながらお庭を楽しむことにしました。
こちらのお庭は、書院・茶室・方丈の3か所から眺めることができます。
芙蓉池(ふようち)
西側にある池は『蓮の花』をかたどっている事から『芙蓉池』と呼ばれています。
※中国では蓮の花を『芙蓉』というそうです。
運良く鯉がこちらに泳いで来てくれました。
茶室『清漣亭(せいれんてい)』
小高い築山に建つ『清漣亭』は、身分の高い人を迎えて、庭園や衣笠山の眺望を楽しんでもらうために造られた東屋風の茶室です。
※現在は立命館大学が建っているので、残念ながら衣笠山を望むことは出来ません。
通常の茶室と異なり、清漣亭は床の一部が他の場所より一段高くなっている『貴人床』という造りです。
方丈(本堂)
今回のトップ写真は、こちらの横バージョン。この写真はツツジにピントを合わせています
心字池(しんじいけ)
東庭は、草書体の『心』の字をかたどっている『心字池』を中心に作られています。
池のまわりには、四季折々の植物がたくさん植えられています。
こちらのお庭は『天龍寺』や『西芳寺』で有名な、夢窓疎石が作庭したと伝えられています。
リフレクションを楽しんでいたら、お庭の手入れをされていた方と目が合い、ご挨拶をしたら
『心字池』について説明をして下さいました。
方丈から霊光殿への渡り廊下。
モコモコしたサツキの刈り込みがある蓬莱島へ行けるように、石橋が架けられています。
ゆっくりぐるっと一周して戻って来たら、書院が無人でした。これはチャンスと撮ったのがこちら。
上の写真の一番奥の部屋がこちら。
入ってすぐ右側にあるお部屋です。
方丈南庭
白砂と苔のコントラストが綺麗な枯山水庭園
です。
とっても綺麗な砂紋のお庭ですが、今回はお庭より方丈の鶯張りの縁側で見つけた『埋木』にテンションが上がりました♡⤴︎⤴︎
埋木(うめき)
どうですか!この美しい埋木✧*。
『西本願寺』にも埋木はありますが、こちらの方が立体的です。この遊び心がたまりません!
※『埋木』とは、木の割れ目や節穴を他の木材で埋めることです。
霊光殿
霊光殿には足利歴代の将軍の木像が安置されています。(写真撮影不可)
鐘楼
いかがでしたか?
この日は私の誕生日だったので、『埋木』は
お寺好きな私へのサプライズプレゼントだと
思う事にしました(*´艸`*)♡
お庭も足利歴代の像も見応えがあります。
近くにある『龍安寺』や『金閣寺』よりも空いているので、ゆっくりと見たい方におすすめの寺院です。
最後までお読み下さりありがとうございます❣