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京都へ行こう❣【139】

前回からの続きです。
リンクさんと巡る『秋の大原』。
今回は『勝林院』の塔頭寺院である『宝泉院』です。

『勝林院』

混んでいない時に撮影

和尚自ら御朱印を書かれていて、忙しそう。
ちょっと待ってみましたがバタバタされていたので、今回は外から眺めるだけにしました。

鐘楼

ここから歩いてすぐの所に『宝泉院』があります。

『宝泉院』山門

山門をくぐってすぐに『宝泉院』と『宝楽園』の場所を示した看板があります。
前回、左側にある『宝楽園』のお庭をうっかり 見忘れて帰るという大失敗をしたので、今回はこちらから見ました!

宝楽園
(仏神岩組雲海流水回遊花庭)

石で組まれた橋

2002年に作庭された新しいお庭です。
石組で『仏神の世界』、白砂や樹木で
『地球太古の原初の海』を表現しています。

立石の上に石橋が組まれています。

三尊石

三尊石は東北の念珠石(海石)を利用。
手前の石は亀甲石(きっこうせき)と呼ばれ、
長野県の天狗山から持ってきた珍しい石です。
こちらを『雲』に見立てています。

手水鉢

手水鉢が平石に囲まれている珍しいデザイン。
階段と珍しいデザインに気を取られたのか、
手水鉢のアップは撮っていませんでした。

三尊石の裏側には、円錐の盛砂(立て砂)が
あります。木陰のシルエットも素敵✧*。

こちらには、『上賀茂神社』にある『立て砂』と『銀閣寺』にある『向月台』のような砂盛りがあります。

白砂と散りもみじ、砂盛りが気に入ったので、今回のトップ写真にしています。

築山を取り囲むように『宝船石』や蓬莱山に
見立てた『蓬莱石』があります。

最後に振り返って撮った1枚。
前回このお庭を見忘れた私に、リンクさんからの一言が『拝観料の半分、損しましたね!』
ほんとそれぐらい、見る価値のあるお庭です。

『宝泉院』入り口のお花

廊下

廊下の天井には『籠』が吊るされています。

中庭『 鶴亀庭園』

入ってすぐ左側にあるお庭です。池の形が鶴、築山が亀、サザンカの古木を蓬莱山に見立てています。

手水鉢

角度を変えてもう一枚。
木影のシルエットがお気に入り✧*。

窓越しの『鶴亀庭園』

『盤桓園(ばんかんえん)』

樹齢700年の五葉松は、京都市の天然記念物に指定されています。

本日、三度目のお抹茶🍵
こちらでは、拝観料とお抹茶がセットになっています。

お寺の方より『ぜひ赤いお座布団の位置からもお庭を眺め下さいね』と案内がありました。
確かにベストポジションです!
でもこの日は人がいっぱい(ฅฅ*)💦
この場所からの写真は諦めました。

別角度からですが、これが現状。

みなさんこんな感じで、赤い毛氈がある位置
からお庭を眺めています。
この1年程、ほぼ貸し切りで見てまわっていた
私は、この人数にびっくり。これ平日ですよ!

運良く、先程みたいに混み合う前にしっかり
撮影出来ました。リンクさんは、力強いこの『松』のお庭がお好み。

右側に小さく写ってるのが水琴窟

私は、断然『竹林』が見えるこちらが好き❣
珍しく意見が分かれました(笑)

竹林越しに見える山々

お庭の名前『盤桓園(ばんかんえん)』は、
立ち去りがたいという意味です。
ほんと、ずっと見ていられる美しさです!

額縁風ショット✧*。

客殿にある柱と柱の空間を額に見たてて鑑賞
することから『額縁庭園』と呼ばれています。
絶対に無人で撮りたくて粘りました!

血天井

廊下にある『血天井』は、伏見桃山城から移築されたものです。 1600年、徳川家康の家臣・鳥居元忠ら1800人が、石田三成の軍勢と戦い
討死。 戦った多くの武士たちの悲惨さを物語っている床板を、足で踏むことがない天井にして供養しています。
手足の跡が見えないので、前回は『血天井』と気付かずにスルーしていました。

囲炉裏の部屋

こちらは入ってすぐ右側にあるお部屋です。

床の間からも外の景色が感じれるのも素敵✧*。

囲炉裏の部屋の奥には自然の山を活かしたお庭があります。

いかがでしたか?
私はリベンジが出来て大満足♡⤴︎⤴︎
盤桓園(ばんかんえん)のお庭、みなさんは『松』と『竹林』ではどちらがお好みですか?
コメント欄で教えてもらえると嬉しいです。

最後までお読み下さりありがとうございます❣
次回は『寂光院』です。

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