京都へ行こう❣️【14】
今回は永観堂に行ってきました。紅葉の美しさから『秋はもみじの永観堂』と呼ばれています。正式名称は『禅林寺』です。
永観堂には約3000本の楓が植えられ、急傾斜の岩場には『岩垣もみじ』もあります。
紅葉の見どころは、この岩垣もみじと阿弥陀堂
(本堂)と庭園です。
【永観堂ライトアップ】
2021年11月6日〜12月5日まで
17:30~21:00まで(受付は20:30で終了)
中門
白い唐獅子
永観堂では、中国の西安から輸入された
大理石の『唐獅子』が迎えてくれます。
日本では珍しい白色です。
夢庵からの眺め
鑑賞スポットから見た『放生池』
こちらからは『苔庭』が見えます。
大玄関(講堂入口)
入る時にふと見上げると目が合いました!
永観堂境内案内図
『釈迦堂』から『古方丈』『端紫殿』『千佛洞』『御影堂』『阿弥陀堂』『開山堂』まで
廊下で繋がっています。方向音痴の私にはこの広い敷地内は迷路のようでした。
釈迦堂から見た古方丈の庭
端紫殿の庭
唐門(勅使門)と枯山水の砂盛
天皇の勅使が出入りする時に使われた門です。
勅使は門をくぐり、まずこの砂盛を踏んで、
身を清めてから釈迦堂に入ったそうです。
釈迦堂の庭にある高麗灯籠
朝鮮(韓国)より渡来した珍しい灯籠です。
開山堂から見た釈迦堂
釈迦堂は、室町時代に建立された
本格的な書院造りの建物です。
御影堂(大殿)
臥龍廊(がりゅうろう)
山の斜面にそって、巧みに木を組み合わせて作られた階段です。屋根の反りが龍の背中に似ていることから名付けられています。
この臥龍廊、私は階段の上から見た方が迫力があると思って撮りました。実はこれ、上から撮る派と下から撮る派に分かれます(*´艸`*)
龍吐水
多宝塔
多宝塔からの景色
アップにすると一番右の山の下の方に
大文字山の『大』が微かに見えます。
真ん中より少し右の高い山が愛宕山です。
阿弥陀堂
阿弥陀堂には『みかえり阿弥陀』が
祀られています。【重要文化財】
その姿に教えられるものは、
遅れる者を待つ姿勢です。
思いやりはいつの時代も大切です♡
(写真撮影禁止でした)
放生池
池泉回遊式庭園の放生池。
池のまわりも紅葉の名所になっています。
弁天社
『知恵』と『慈悲』のお地蔵さん
一番の見どころは、阿弥陀堂の『みかえり阿弥陀』ですが、私は釈迦堂にある『釈迦三尊』の左右の壁紙の迫力に釘付けになりました❣️
左側は【怒涛逆巻く大河(貧・むさぼり)】で
右側は【全てを焼き尽くす火の大河(瞋・いかり)】です。(写真撮影禁止でした)
『待て』が出来ず、紅葉前にフライングしてしまいましたが、ほぼ貸し切り状態でゆっくり見て回れて良かったです。
広い境内を真っ赤に染め上げる頃にもう一度訪れて、今回の青もみじと比較してみたいです🍁