京都へ行こう❣【177】
今回は、女子旅❣
小野小町ゆかりの寺院である『随心院門跡』に行って来ました。
地下鉄東西線『小野駅』下車、徒歩5分です。
総門
石灯籠が5つ、その間に小さなお地蔵さまと『おりん』が並んでいます。
『おりん』は4つあり、音色が異なります。
長屋門
小野小町の歌碑
花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
『小倉百人一首』の9番は、有名ですよね。
庫裏
小野小町の衝立(ついたて)
世界三大美女として知られる小野小町。
エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃と並ぶ美人なのですが、こちらの小町像の顔がぼやけているので、どれくらい美人なのかは謎のままです。平安時代の美人って…!(*´艸`*)
『はねず踊り』陶器人形
今年は4年ぶりに『はねず踊り』が3月26日に
開催されました。
はねず踊りは、華やかな『はねず色』の衣装に身を包んだ子供たちが、小野小町を慕って「百夜通い」をした深草少将の伝説に節をつけた唄にあわせ、紅梅を花笠にして踊る舞いです。
今回は、こちらの灯りをトップ写真にしています。
三千院の『宝泉院』や鷹峰の『源光庵』でも
同じように、神輿が天井から吊り下げられて
います。位の高い人を乗せる神輿は、地べたに置かず吊り下げるみたいですね。
薬医門
杉戸絵
『極彩色梅匂小町絵図』
『能の間』には『はねず色』と呼ばれる鮮やかな薄紅色を基調とした襖絵があります。
『だるま商店』という二人組のグラフィックデザイナーが、小野小町の一生を逸話を盛り込みながら、平安時代の華やかなイメージで描いています。
左から、秋田県での生活を描く『生誕の図』
御所で宮仕えをする『饗宴の図』
宮仕えを辞めて随心院で過ごす『伝承の図』
諸国放浪に出た晩年の『夢幻の図』より構成。
『花の間』
そこに、去年大好評だったJR東海のイベント、『花の間』が今年も登場しています。
花のシャンデリア
『花のシャンデリア』が凄く綺麗で、去年よりパワーアップしています。
あるご家族から襖絵をバックに写真を撮って欲しいと頼まれた友人。快く引き受け、1歳ぐらいの男の子の機嫌を取りながらパシャパシャ撮ります。『いいね〜!』と褒めながら(笑)
友人のこのサービス精神がたまらなく好き❤
部屋にいたみんなで、このやり取りを見守る
ほっこりタイムが良かった〜(*´艸`*)♡
修復工事中の本堂
小町堂
お堂の中には、大きく小野小町が描かれています。
今の時代はもう『ラブレター』を書いたりしないんだろうなぁ。
随心院の『文張地蔵』の中には、恋文がぎっしりなんだそうです。←見てないけど💦
いかがでしたか?
3月は梅、4月は桜、5月はシャクナゲやツツジが綺麗なお寺です。
小野小町が描かれているピンク色の絵馬もかわいいですね🌸
『花の間』は、6月30日までです。
最後までお読み下さりありがとうございます❣