京都へ行こう❣️【79】
今回は、嵐山にある世界文化遺産の『天龍寺』に行ってきました。
『京都五山』第一位の格式高い禅寺です。
見どころは、天龍寺の顔でもある『達磨図』、史跡・特別名勝の美しい庭園、法堂の天井に描かれた雲龍図です。今の季節は紫陽花も素敵❣️
総門
総門の裏側の壁には瓦がぎっしり混ぜられています。よく見ると丸瓦や特徴のある瓦もあり、遊び心がいっぱいです。
以前に訪れたのは20代の頃でしたが、この壁は覚えていました!懐かしい記憶(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
中門
ゆっくり見たいと思って平日に行ったのに、
修学旅行生だらけ。少しずつですが以前の京都の日常に戻りつつあります。
放生池の蓮
庫裏(くり)
参拝客をお出迎えする『達磨図』は、禅宗の
教祖、達磨大師です。
平田精耕筆『達磨図』
真っ赤なだるまのインパクトが凄いので、
アップで撮りたくなりました(*´艸`*)♡
書院
『寝転び禁止』の注意書きがありましたが、
これだけ広いとゴロンとしたくなりますよね。
お部屋にも『達磨』の掛け軸があります。
書院から見た曹源池(そうげんち)庭園。
こちらは『特別名勝』で『特別』という称号がつくのは全国で36件だけ。(京都に10件)
しかも日本初の国の史跡・特別名勝です!
この渡り廊下で多宝殿へ。
多宝殿
天龍寺はお庭だけの拝観も出来ますが、おすすめは『諸堂とお庭のセット』です。
下の写真にある襖絵は、ぜひ見て欲しい♡
『唐獅子牡丹』の襖絵に釘付け♡
ちょっと見やすいように明るくしてます。
多宝殿から書院へ戻ります。
大方丈と『特別名勝』曹源池庭園
今回のトップ写真がこちら。
『特別名勝』を例えるなら風景の『国宝』。
ずっと眺めていられる美しいお庭です✧*。
グリーンで縁取られた曲線と池のリフレクションが素敵✧*。
そして、流れるような美しい砂紋。
左手に嵐山、正面に亀山・小倉山、右手に愛宕山を借景にした池泉回遊式庭園です。
床に新聞がひいてあって気付いたツバメの巣。
大方丈のお手洗い前に3つもありました。
実際に歩いて庭園を見てまわれるのっていいですよね。
再び、書院前から多宝殿に向かいます。
境内の奥庭『百花苑』では、今がベストシーズンの紫陽花を見る事ができます。
愛の泉
カエルの前のお皿にお金を投げ、見事入ると
良い事があると言われています。
法堂
加山又造画伯筆『雲龍図』
別料金でしたが法堂も拝観しました。
平成9年に描かれた『雲龍図』は、どこから
見ても見る人を睨んでいるように見える
『八方睨みの龍』としても有名です。
私のチェックポイントである龍の爪は5本。
係の方に爪の本数について尋ねてみると、
昔は中国が5本、韓国が4本、日本が3本と決まっていたのですが、解禁されたようで最近の
龍の爪は5本なんだそうです。(沖縄は4本)
だから比較的新しい『建仁寺』と『天龍寺』は5本爪の龍です。
※爪の数で格の違いを表します。
境内案内図
いかがでしたか?
さすが天龍寺❣️本当にお庭が美しかった✧*。
思わず他の特別名勝がどこなのか調べてしまい、番外編で特別名勝スペシャルとかやってみたくなりました(*´艸`*)♡
嵐山に行かれたらぜひ天龍寺へお立ち寄り下さい。間違いないお寺です。
最後までお読み下さりありがとうございます❣️