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京都へ行こう❣【102】

今回は東福寺の塔頭寺院である『霊雲院』に
行って来ました。
私の大好きな重森三玲氏によって作庭された
モダンなお庭が見どころです!

前日に電話予約をして張り切って出発。
予約した時間よりかなり早く駅に着いたのに、グーグル先生が間違った道を案内し、到着したのは行き止まりのマンション。(⑉˃ - ˂⑉)ヤダー!
おそらくマンションの向こう側にお寺があると思われます。
仕方なく別ルートでなんとか東福寺に到着。

この東福寺の看板が一番分かりやすかった。
『霊雲院』は、駅から東福寺に行く途中にありました。

この看板が目印!

真っ直ぐ進みます。

山門

魔除けの猪目模様を発見❣(ハートの形)

六地蔵

『不二庵』の扁額

南北朝時代までは『不二庵』と呼ばれていましたが、室町時代に『霊雲院』と改めました。
『九山八海の庭』へ続く門です。

拝観料は500円です。

重森三玲氏の書『無無無』

書体が全部違います。

お庭より先に、重森三玲氏の書がお出迎え♡

大きな壺はスズメの柄( ⁰⊖⁰)♡

重森三玲氏の書『千山』

反対側にも遊び心のある書がありました!

     九山八海の庭                      (くせんはっかいのにわ)

昭和45年に重森三玲氏が修復

『九山八海』とは『須弥山(しゅみざん)』を中心に、九つの山と八つの海がとりまくという仏教の世界観です。

パンフレットには『九つの山と八つの海』と
書いていますが、お寺の看板には『八つの山と八つの海』って書いてるんですよね!
どっちなんやろ??

このお庭を左側から順に撮影しました。
枚数が多くてしつこいとか言わないでね(*>人<)

瓢箪の形になっている蹲踞(つくばい)。

遺愛石(いあいせき)

細川家から贈られた『遺愛石』と、それを乗せる四角い石船。
『遺愛石』を『須弥山』に見立てています。

ちょっと引きで撮影してみましたが、立入禁止の看板が邪魔すぎる!←心の声がダダ漏れ中。
書院は全面ガラス張りになっています。

遺愛石から広がる美しい波紋✧*。
白砂の波紋で山や海を表現しています。
思わず波紋を数えてしまいました(*´艸`*)♡
八つの山のような…。

ご本尊は文殊菩薩

茶室 観月亭

こちらの写真では切れてしまっていますが、
日本でも数が少ない二階建ての茶室です。
太閤秀吉の北野大茶会当時のものを移築して
います。苔と白砂の枯山水庭園も素敵です。

達磨図

幕末にはこの部屋で、西郷隆盛と勤王僧の月照(げっしょう)が幕府の追っ手から逃れる為に何度も密議を交したといわれています。
(お部屋は平成25年に再建築されました)

臥雲の庭(がうんのにわ)

昭和46年に重森三玲氏が作庭

書院の西にあるお庭は、寺号である『霊雲』をテーマにした枯山水庭園です。
今回はこのお庭をトップ写真にしました。

臥龍の庭の奥には茶室への入り口があります。
こちらのお庭は右側から順に載せていきます。

鞍馬砂で描く雲の美しさ、白砂や枯滝組で無心に動く水の美しさを表現しています。
右奥に滝組があるのを肉眼では確認しました。

現代的なこちらのお庭の方が重森三玲氏らしさが全面に出ていますよね!
砂の色使いも美しい砂紋も好き❤

赤いベンガラのコンクリートも雲を表現。
斬新すぎます❣

お部屋からだと鞍馬砂の砂紋は見えません。
このギャップ!二度楽しめます(*´艸`*)♡

いかがでしたか?
やっぱり重森三玲氏のお庭は素敵です✧*。
大満足でしたが何度でも見たい♡♡♡

こちらは不定休でなかなか拝観出来ません。
8月は11日と28日だけでした。
9月はお彼岸の辺りで拝観出来るような事をおっしゃっていましたが、大雨が降ったりすると中止になるそうです。
拝観を希望される方はこまめにホームページをチェックしてみて下さい。

最後までお読み下さりありがとうございます❣️

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