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京都へ行こう❣【140】

前回からの続きです。
リンクさんと巡る『秋の大原』。
今回は、聖徳太子が創建した『寂光院』です。
『宝泉院』から徒歩で20分〜25分ぐらい。
こちらだけ、ちょっと離れています。

来た道を戻ります。
『実光院』前の紅葉と階段。太陽が眩しい✧*。

もう少し先に進むと、律川の橋があります。

橋からの風景も美しい✧*。

『三千院』の前を通り、大原のバス停に向かう途中にある『甚五兵衛茶屋』で昼食。
リンクさんは親子丼とざるうどん、私は天ぷらうどんを頂きました!

コスモス畑

大原のバス停を越えて、しばらく歩いた先に
『コスモス畑』がありました。
なぜか『ひまわり』も咲いています!

『寂光院』受付前の石段

石段を見ると『階段が好き』さんに見てもらいたい衝動にかられます。
この趣きのある石段と紅葉、私はかなりお気に入りです(*´艸`*)♡

山門と石段

茶室『弧雲』

京都御所で行われた昭和天皇の即位の御大典の際に用いられた部材で造られた茶室です。

山門

本堂

本堂は2000年の放火で消失しましたが、
2005年に再建されました。
木柿葺(こけらぶき)の屋根が特徴的です。

本堂にあったご本尊の『六万体地蔵菩薩』は
火災により損傷しましたが、内部焼失は免れ
胎内に納められていた多数の『地蔵菩薩小像』は無事でした。
こちらは大きく引き伸ばされた京都新聞の火災の記事と一緒に、宝物館で見る事が出来ます。

本堂から見た山門

雪見灯籠

豊臣秀吉が本堂を再建した際に、伏見城から
寄進された南部鉄器の灯籠。
側面には『五三の桐』の透し彫りが入れられています。

書院

書院前で、朝に出町柳駅前のバス停で一緒に
1時間に2本しかないバスを待っていたグループの方と再会。声をかけて頂きました。
この方達もバスに乗れず、タクシーで大原に
来られていました。

四方正面の池

一眼レフのカメラをお持ちの方が低い位置からずっと撮影されていました。

『四方正面』と聞いてパッと浮かぶのが建仁寺の『潮音庭(ちょうおんてい)』です。
こちらは『四方正面の池』と言われていますが、私が撮影した書院前と本堂東側の二方からしか見れない気がします。

こちらで靴を脱いで本堂を拝観します。

汀(みぎわ)の池

諸行無常の鐘

江戸時代に建立された鐘楼です。

建礼門院御庵室跡

壇ノ浦の合戦で平家が敗れた後、平清盛の娘
である建礼門院徳子が一族と自身の子である
安徳天皇の菩提を弔い、終生を過ごした地が
こちらです。

苔庭のお地蔵さま

広い苔庭の真ん中にポツンとお地蔵さま。
赤い前掛けが映えます。

西門

手水鉢

本堂と紅葉

いかがでしたか?
宝物館で真っ黒に焦げた胎内地蔵菩薩小像を
見て、遠い記憶と寂光院が繋がりました。
放火があった事により、胎内から三千体以上の地蔵菩薩小像が見つかったニュースは衝撃的でした。これは実際に見て感じてもらいたい!

大原のバス停から『寂光院』に向かう途中に、緑に囲まれた雰囲気の良いカフェもあり、
『秋の大原』は素敵がいっぱいでした!

【おまけ】

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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