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京都へ行こう❣️【54】

今回は、『城南宮』の【しだれ梅と椿まつり】に行ってきました。(3月22日まで)

平安京の南の方角を守った『朱雀』の守り神である城南宮は、『方除(ほうよけ)の大社』として有名です。
※方除とは、凶の方角に向かって何かをする時に、その凶の作用を防ぐことです。

今回の見どころは、趣の異なる5つの庭園で
構成された神苑 『楽水苑』です。
昭和の小堀遠州と讚えられた中根金作が作庭しています。

東鳥居

菊水若水(手水舎)

城南鳥居

神輿舎としだれ梅

拝殿

平日なのにかなりの人でした。拝殿の横にある
授与所で『神苑』の拝観料800円をお支払い。
満開の見頃にはちょっと過ぎていますが、散り始めの『花びらの絨毯』も人気があります。

神楽殿

狛犬と獅子

左が吽形の獅子で、右が阿形の狛犬です。
獅子には小さな角があります。

本殿

神苑『楽水苑』
【春の山】

白やピンクのしだれ梅が150本もある春の山。梅の甘い香りが広がっています。

築山から禊(みそぎ)の小川が流れています。
苔の上の花びらを撮った1枚✧*。

最近覚えたぼかし撮影。困った時は青空!
お花の撮影に慣れていないので、梅を撮るのは難しい。

風が吹くと舞い落ちる梅の花びら。
薄紅色の花びらの絨毯に感激✧*。
こんなの初めて♡♡♡
苔の上には落ち椿。影もいいですよね!
こちらは、初心者でも綺麗に撮れる魔法のフォトスポットです。絶景✧*。

こちらでは120種、400本の椿が楽しめます。
『源氏物語』に登場する『光源氏』『藤壺』『葵の上』などの名前を持つ椿もあります。

【平安の庭】

平安貴族の邸宅に作られた庭を模しています。

苔むした岩の横にはツワブキ。

こちらのお庭では、毎年4月29日と11月3日に
遣水と呼ばれる小川で『曲水の宴』が行われます。

『曲水の宴』とは、庭園の曲水に沿って座り、上流から流される杯が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌をよみ、杯のお酒を飲んで次へ流す遊びです。中国から伝わり、平安時代には宮中で年中行事の一つになっていました。

【城南離宮の庭】

平安時代後期の離宮の景観を再現。

【桃山の庭】

広々とした芝生が大海原、岩が沿岸の島々を表しています。

【室町の庭】

池の畔には、茶室『楽水軒』があり(下写真)その横には美しい五葉松。茶屋の入り口には、黄金色の手水鉢があります。(上写真)

遠くに見えているのが、城南宮の境内に建つ
唐渡天満宮(芹川神社)です。
こちらもフォトスポット✧*。

この幹のうねり!凄くないですか?
力強さを感じる立派な赤松です。

いかがでしたか?
この神苑には、フォトスポットがいくつもあります。満開のしだれ梅のシャワーも、散りはじめの花びらの絨毯も綺麗で人気。どちらもおすすめです。
苔の上に落ちた椿の美しさと赤松の力強さも、実際に見て欲しい。

素敵なお庭を見て満足し、忘れてしまったのがおみくじです。『大大吉』『吉凶交交』『吉凶未分』など、普段見慣れないものがあります。気になる方は、チャレンジしてみて下さい。

【おまけ】

【アクセス】
近鉄電車『竹田駅』・地下鉄烏丸線『竹田駅』より徒歩15分です。

最後までお読み下さりありがとうございます❣️