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京都へ行こう❣️【65】

今回は、『石清水八幡宮』に行ってきました。
日本三大八幡宮のひとつです。
本殿がある男山の山頂までは『参道を歩く』か『ケーブルカーを利用する』かのどちらかになります。

ケーブルカーは京阪『石清水八幡宮駅』のすぐそばにありますが、もちろん私は徒歩を選択。
こちらが正式な参拝ルートです。
※ケーブルカーだと約3分、徒歩だと約25分かかります。

一ノ鳥居

一ノ鳥居の扁額(へんがく)は、『八幡宮』の『八』の字が神使の双鳩になっています。

放生池

頓宮殿

頓宮殿 南門と桜

二ノ鳥居

二ノ鳥居の狛犬は足もとに注目!
阿形には宝珠、吽形には子供の狛犬がじゃれています。ここから上り坂が始まります。

三ノ鳥居

一ツ石

『勝負石』とも呼ばれる勝運の石です。

手水舎

参道

石清水八幡宮には、参道をはじめ境内一帯に
たくさんの石灯籠があります。
数百基に及ぶ石灯籠にはパナソニックのLED照明が内蔵されているらしいのです。

毎年5月4日に『石清水灯燎華(いわしみずとうりょうか)』という夜の特別拝観があります。(19:00〜21:00)
社殿のライトアップをはじめ、石灯籠や釣提灯、石畳の参道にあかりが灯されます。
見てみたいなぁ❣と思っていたのに、2022年は中止の発表がありました!←記事をアップしてから気付いたので訂正してます。

南総門

こちらで挙式をされる方を見かけました。
白無垢に綿帽子っていいですよね♡

神楽殿

御本殿【国宝】

本殿の内部を見学できる『昇殿拝観』が1日2回(11:00〜と2:00〜)あります。
この日は先ほどのお二人の挙式があって拝観出来ず、次の週にリベンジします。
2度目はケーブルカーに乗り、山頂でリンクさんと合流しました。
1週間ですっかり桜が散り、参拝者も激減。
2度目はこのとおり無人です。(下写真)
では『昇殿拝観』で教えてもらった見どころをいくつかご紹介します。

社殿に対して斜めに作られた参道

参拝を終えて帰る時に、神様に対して真正面に背を向けない様に、社殿の参道はわざと右に少しだけずらしているそうです。

本殿・幣殿・舞殿・楼門・廻廊・武内社を含む十棟全てが国宝。
こちらをまとめて『御社殿』と呼んでいます。

龍や虎の極彩色の彫刻の下に『神鳩』の蟇股
(かえるまた)があります。よく見ると、この鳩のくちばしが『阿吽』になっています。

こちらは龍の木鼻です。爪(指の数)は3本。
龍が大好きなもんちゃんに教えてもらったのですが、龍の爪は3本〜5本で本数によって『格』が違うみたいなんです。
私が知っている5本は建仁寺の『双龍図』。
龍を見る時は爪もチェックしてます(*´艸`*)♡

『昇殿拝観』は、こちらから中に入ります。
最初にお祓いをしてもらうのですが、そこに
下鴨神社と同じ『青い狛犬と緑の獅子』がいました。なぜ色が違うのか質問してみたのですが深い理由はなさそうなんです。(lll-ω-)チーン
神職の方の説明付きで『欄間』や『蟇股(かえるまた)』など美しい植物や動物の極彩色彫刻を見ました。※写真撮影は不可
織田信長が寄進した『黄金の雨樋(あまどい)
』や、左甚五郎作と伝わる『目貫きの猿』も見どころです。(下写真はパネルを撮影)

目貫きの猿

東総門【重要文化財】

おがたまの木

古くから霊力の宿る御神木として多くの神社に植えられています。この力強い根の張りが気になって撮った1枚です。

こちらは象の木鼻です。

西総門【重要文化財】

楠木正成の『楠』と信長塀 

樹齢700年のこの御神木は、楠木正成が必勝を祈願して奉納した『楠』です。京都府の天然記念物に指定されています。
その前にある塀が『信長塀』。瓦と土を幾度にも重ねることにより、銃撃や耐火性、耐久力に優れていたと言われています。

お気に入りの1枚🌸

南総門と桜

展望台からの景色

正面の山が比叡山です。

エジソン記念碑

エジソンが、八幡の竹を使って白熱電球の実用化に成功したことを記念して建立されたものです。記念碑に桜が反射しています🌸

いかがでしたか?
以前、重森三玲美術館に行った時に館長さんがやたら『石清水八幡宮』をおすすめされていて気になっていたんです。御本殿は国内に数例しかない最古の『八幡造』。
内部の美しい彫刻が見れる『昇殿拝観』がおすすめです。(説明付きなので自由には見てまわれません。約40分、1000円です。)
拝観の記念品に鳩のストラップを頂きました。

もう一度、最後に♡
2022年5月4日(水)のライトアップは中止になりました。残念すぎます(ó﹏ò。)
ぜひお昼間にお出かけ下さい。
最後までお読み下さりありがとうございます❣