ストレンジャーシングスで見つけた言葉の光
Netflixオリジナルドラマ、ストレンジャーシングスシーズン4がついに完結し、全自分が熱狂している。
ストレンジャーシングスの魅力は以前別な記事に書いたつもりだが、シーズン4のvol2が、号泣必須のシーンがてんこ盛りだった。おそらく10回くらい泣いたと思われる。
僕はこの中でも、ある一つのシーンの言葉に生きる光のようなものを感じた。
今回シーズン4のヴィランであるヴェクナは、人の辛い記憶に潜入して殺すというなんとも恐ろしいヴィランなのだが、メインキャラであるマックスもまたヴェクナに標的にされていた。そんなヴェクナを倒す為に考察する、恋仲でもある、マックスとルーカスの言葉がなんともずっと心に響いている。
ヴェクナが辛い記憶に潜入するなら、私は逆の方向へ逃げると言うマックス。具体的にどうするの?と問うルーカス。会話はこの続きから。
Max: Find a happy memory and hide there.
Hide in the light.
Lucas: You got a memory in mind ?
Max: Yeah
It was a time when I was the happiest.
Lucas: Was I there ?
Max: That’s a presumptuous of you.
But yeah.
You might have been there.
マックス: 幸せな記憶の中に隠れる。光の中に。
ルーカス: そういう記憶がある?
マックス: うん。最高に幸せだったときの記憶がね
ルーカス: 僕もその記憶の中にいる?
マックス: 自意識過剰ね。いるよ。あなたもいる。
この言葉は不思議なことに、和訳をしようとするよりも、ストレートに英語を感じることで、さらに素晴らしい言葉のように感じられる。
いつも日本人であるが為、日本語を使っているので、言葉の美しさといったら自然と日本語のことを考えてしまうが、英語からストレートに伝わってくるニュアンスや響きに僕はすごく美しさと光を感じた。
ヴェクナは決して、SF映画のファンタジーなんかではない。人はそれぞれ辛い記憶があって、闇に引きずり込まれそうになるときがある。僕はそんなとき、この言葉を思い出す。
Find a happy memory and hide in there.
Hide in the light .
そして、その記憶にいる人達を大切にしていきたい。愛していたい。
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