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日本株の自動売買を行うには?『Trade Stand』を簡単解説!Trading Viewでシステムトレード!
皆さんは知っていますか?
実は2021年。ついに『TradingView(トレーディングビュー)』で、
日本株の自動売買(システムトレード、シストレ)を可能にするウェブアプリがプレリリースされました。
➡Trade Stand公式HPはこちら
TradingView初の、日本の証券口座で取引が出来るツールとのことで、
一部のトレーダーから注目を集めています。
日本株の自動売買の歴史
そもそも日本にいる多くのトレーダーたちは、
元々はマネックス証券がサービス提供していた高機能なトレードツール、
TradeStationを利用していました。
【The Goal:ついにトレードステーション(TradeStation)が日本株に対応!マネックス証券の多機能ツール!】
https://matsunosuke.jp/tradestation/
しかし2020年に日本国内でのサービスが終了したことにより、
システムトレーダーたちは代替になるプラットフォームを探し始めることになります。有名どころでは
・楽天RSS
・岡三RSS
など。
auカブコム証券が提供しているカブステAPIなどを使い、自分でプログラミングすることで自動売買を行う方法もありました。
しかしこれらはExcel操作が必須・もしくはある程度のプログラミング知識が必要など、初心者には扱いが難しいという難点があります。
TradeStationほど使いやすく便利なツールはなかなか現れませんでした。
そんな中、一部のトレーダーから目を付けられたのが、
アメリカが開発しているTradingView(トレーディングビュー)です。
![チャート画面](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53769310/picture_pc_99174853fa3c0884e66b589b5d93cf97.png?width=800)
(実際のチャート画面はこんな感じ)
世界中で多くのトレーダーが愛用し、世界のユーザーは1000万人超え。
日本でも60万人以上のトレーダーがアカウント登録している、
世界最大級の高機能テクニカルチャート分析ツールです。
しかしそんな便利なTradingViewですが、こちらもFXや仮想通貨、外国株しか取引できないなど、いくつかデメリットがあります。
TradingViewにはストラテジー(売買戦略)を使って売買タイミングに合わせてアラートを出す機能があるのですが、直接取引が出来る日本の証券会社がないため、TradingViewで自動売買を行うにはPythonなどでのプログラミングが必要でした。
『Trade Stand』の登場
そんな時に登場したのが、
TradingViewを利用した日本株の自動売買ツール『Trade Stand』
Trade Stand公式HPはこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1696394911843-1Tn53n9wpv.png?width=800)
こちらは株式会社ナレッジクリエイションという会社が開発運営しており、
上記で挙げた「TradingView」
そして「証券口座」を結び付けることにより、
webhookを利用し、TradingViewと証券口座を連携させることで、
TradingViewで初めて日本株の取引き全てを自動化可能にしたシステムです。
自宅で手軽にシステムトレードできるのは有難いですよね。
主な機能は、
・日本株の自動売買オート化
・銘柄スクリーニング機能
・戦略ごとの資金管理機能
など。こちらも簡単に解説していきたいと思います。
日本株の自動売買オート化
「Trade Stand」はwebhookを利用し、
TradingViewとauカブコム証券の連携に成功させることに成功。
自身の口座で売買が可能な日本株の取引き全てを
TradingViewから自動化可能にしました。
TradingViewにはいくつか接続できるブローカーアプリがありますが、
日本証券口座との取引を可能にしたアプリは、恐らくTrade Standだけです。
![pc&IP画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53761480/picture_pc_22d3005374a26b3a13d2ccad0666c96e.png?width=800)
銘柄スクリーニング機能
20項目以上の株価チャートテクニカル分析項目、
また様々な条件を無限に組み合わせることで、
自分だけのオリジナル銘柄検出システムを作成することが可能に。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53762416/picture_pc_cae800040f72a02748f7e89e553e6db8.png?width=800)
(実際の画面。もっと細かく絞ることも)
銘柄スクリーニングを利用することで、
銘柄に悩むこともなく手軽に自動売買が行えます。
↓スクリーニング機能はこちらの記事で実際に試しています。
https://note.com/hiajiemka9/n/n4c04c8370ab1
戦略ごとの資金管理機能
自動売買に投資金を設定することで、
自動的に資金内で買い付け可能な株数を自動計算してくれます。
買い付けの度に株数を決める必要がないので、
大幅に手間を省くことができます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53762591/picture_pc_157aa41d0b515de6e48a7ddfad9d8e2b.png?width=800)
その他の機能
現在の取引状況なども簡単に見ることでき、
売買レポートなどのメニュー項目が豊富なのが魅力的です。
ONにするだけで自動で決算発表日を避けてくれる決算回避機能などもあるので、決算時期の持越しをシステムトレードに任せるのは不安…という人でも安心して取引をすることができます。
Trade Standの一番のメリットは、TradingViewのストラテジーをそのまま使えるということです。ストラテジーの作成にはTradingView独自のプログラミング言語「Pineスクリプト」が必要ですが、TradingViewには投資家達が無料で公開しているストラテジーもあるので、初心者でも扱うことができます。
↓Pineスクリプトの解説はこちら。
https://note.com/hiajiemka9/n/n3bf92fe29f51
クラウド型なので、パソコンを起動していなくても売買が出来るのも有難いです。(※楽天RSSや岡三RSSはインストールが必要の為、パソコンの起動が必須)
まとめ
Trade Standと連携させることによって、TradingViewでも日本株の自動売買が可能になりました。
日本株の自動売買ツールの代替として、検討してみてもいいかもしれませんね。
以上、日本株自動売買システム『Trade Stand』を簡単に解説してみました。
詳しい詳細はこちらのリンクから
●Invest NavーTrading Viewの評判・口コミと使い方を解説
https://fisco.jp/media/tradingview-about/#index_id0
●『Trade Stand』公式HPはこちら
●『Trading View』公式サイトはこちら
こちらは自動売買のメリット・デメリットなども
●株の自動売買って?メリット・デメリット
https://note.com/hiajiemka9/n/n43b6c1284377
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