見出し画像

Pineスクリプトとは?覚えるとシステムトレードが可能?

株の自動売買ツールでTradeStudioを検討しているのですが、
調べていく中で、これはPineスクリプトを勉強したほうがいいかもしれない…と思い始めました。
※現在は『Trade Stand(トレードスタンド)』という名前に変更しています。
※2022年の4月1日からサービスのメンテナンス期間&機能制限されるとのことです。
本格的ではないにしろ、元々プログラミングにはいつか手を出したいと思っていました。
そこで今回は、TradingViewのストラテジー作成に必要なPineスクリプトについて自分で少し調べてみました。自分自身全くの初心者ですし、プログラミングに手を出そうかなって迷ってる人も参考にしてくれたら嬉しいです。

Pineスクリプトとは?

そもそもPineスクリプトとは、株価チャート分析ツールの「Trading view」で
自動売買などを作成する際に、簡単に株価分析をプログラムできるように独自に開発されたオリジナルのプログラミング言語のことです。
「プログラミング言語」って聞くと、すごく難しそうですが、

①【銘柄を買う条件】は【14日移動平均線】が【28日移動平均線】を【上抜いた】時。
②もし【銘柄を買う条件】を満たしたら、【銘柄を買います】

と言う文章を、小学生レベルの算数と、中学1年レベルの英語で表現することが出来れば使えるくらい簡単なプログラミング言語です。

ちなみに今のをPineスクリプトで表すとこんな感じです。①meigara_wo_kaujouken = crossover(sma(close, 14), sma(close, 28))
②if (meigara_wo_kaujouken == true)
  strategy.entry("銘柄を買うよ!",strategy.long)

すごく簡単そうじゃないですか?

Pineスクリプトをマスターすれば、チャートを自由にカスタマイズしたり、バックテストすることができます。
バックテスト機能は特に重宝されているもので、手動でデータ集計すると膨大な時間が掛かってしまう取引数・勝率・損益が、ストラテジーを作成することによって一瞬で見れるようになります。

画像2

Pineスクリプトの操作方法

Pineスクリプト書くためにはまずPineエディタを開く必要があります。
TradingViewを開く⇒チャートを見る⇒下にあるPineエディタを開く⇒「開く」を押して新規の空のストラテジーを選ぶ。
これでサンプルのコードが表示できます。これに自分のアイデアを書き加えていけばいいんですね。

画像1

Pineスクリプトのコード内容

解説というわけではないので、上からごく簡単に説明します。
//@version=3
利用Pineスクリプトがversion4という意味です。
strategy("マイストラテジー", overlay=true)
スクリプトがストラテジーの場合はstrategy、インジケーターの場合はstudyになります。overlayはストラテジーの出力データをメインチャートに表示させるか決定できるので、表示する時はtrue、非表示ならfalseと書きます。
longCondition = crossover(sma(close, 14), sma(close, 28))~最後まで
ここがエントリー条件です。
移動平均の14日線と28日線のゴールデンクロス/デットクロスでエントリーなので、英語にしたり順番を変えてるような感じでしょうか。このコードはシンプルなのでなんとなく何を表しているのか分かる気がします。

Pineスクリプトを覚えるメリット・デメリット

メリット
・コードがシンプルなので覚えやすい
 投資の為に作られたプログラミング言語なので、少ないコードでエントリーから決済まで組むことが可能です。
・覚えればシステムトレードにも利用できる
 この条件の時にエントリーする、というコードを書けば、自動売買ツールに応用して自分の売買ルールで完全自動売買が可能になります。

デメリット
・プログラミング言語を覚えないといけない
 簡単とはいえ当然覚えることはあります。最初は大変かもしれません。
正直に言えば、覚えるのが面倒くさい以外デメリットらしいデメリットは無いかと思います。(覚えるのが面倒くさいって一番人を躊躇させる理由な気もしますが…)

まとめ

PineスクリプトはTradingViewを利用している人であれば、覚えるとかなり便利なプログラミング言語です。
詳しく解説してくれている方も多いですし、サンプルを見ながらコードがどう書かれているのか確認していけば、覚えるの自体はそんなに難しくもないと思います。


ちなみに自分がTradeStudioの利用を検討しているのは、このPineスクリプトが書けるようになれば自分の理想の売買ルールで自動売買が出来るのでは?と考えたからなのですが、
TradeStudioはストラテジーの作成依頼も引き受けてくれるようなので、Pineスクリプト面倒くさいけどこういうルールでシストレしたい!という人はここの利用をおすすめします。

『Trade Studio』ストラテジー作成依頼はこちら

Pineスクリプト、覚えられれば絶対楽なんですけどね…。


『Trade Stand』公式HPはこちら
『Trading View』公式サイトはこちら

参考サイト
●TradingViewのPineエディタの基本的な使い方
https://www.oanda.jp/lab-education/tradingviewstrategy/oanda-fx-trade/how_to_use_pine_edit/
●Pineスクリプト言語リファレンスマニュアル
https://jp.tradingview.com/pine-script-reference/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?