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正しいゴマのすり方

こんにちは、Hi_Kickです。
ご無沙汰しております。(確定申告でバタついていました、、)

悲しいかな会社員である我々が避けては通れない話、ゴマすり。
避けることは出来れど、避けた道は茨の道だったりするわけで…
向き合い方に苦慮する方も多いかなと思っています。

私個人、正直あまり好きではありません。いや、嫌いです。
本日は、そもそもゴマすりとは?発生するメカニズムとは?対処法は?
この辺を話していきたいと思います。

そもそもゴマすりとは?

Weblioさん曰く、

人にへつらうこと、またはそのような振る舞いをする人。気に入られようとして機嫌を取る人。

もはや「へつらう」のスラング的な立ち位置ですね。

似た言葉で「おもねる」もありますが、その違いは見えるものか否か。
・おもねる:抽象的な権力や大衆など
・へつらう:具体的な人、目の前にいる上司など

たしかにそう、
目の前に”ヨイショ”する相手がいなければゴマすりが成り立ちませんね。。

会社員で言うと、直接的に利害関係が絡んでいる相手が対象になります。
人事評価をする上司、受注してくれるクライアントなど。

逆に利害関係が絡んでこない状況でゴマすりされると怖いですねw
(急に上司が私をめちゃくちゃ褒めちぎったら…何かあるか勘ぐります)

ゴマすりが発生するメカニズムとは?

簡単に言えば、ゴマする方に手持ちのカードが切れた状態かなと思います。

上司であれば上々の業績を報告する、クライアントであればうねる様な提案を持っていくなど。何もないから空気かいてゴマするわけです。

一方で”する側”が悪いとは思いません。”すられる側”にも何かあります。
「ゴマすってもらい待ち上司」いますよね、可愛がってアピールすごい人。
そういう上司に限って部下に厳しいから…世の中うまく出来ていますねw

そして最大の問題点、「すられたゴマは、だいたい美味い」

担々麺なんか最高じゃないですか、見るだけで食欲そそる。
一度ゴマすりを覚えた上司やクライアントは決して忘れません。
無限ゴマすりループから抜け出せない人も多いのではないでしょうか。

対処法は?

避けては通れない、一方で始めると終わらない。
エンドレスゲーム感が強いですが、これはあくまでゲームです。
どうやって終わらせるか、最後に書きたいと思います。

少しゴマすりの流れをおさらいしましょう。
(★が我々、ゴマすらーのアクション)

①腹が減った、何か食べたい(ゴマすられ待ち)
②欲しそうにしているので一生懸命する(ゴマすり)★
③それ美味そうだね、ともっとねだる(ゴマすりの常態化)

そう、すったゴマを我々は食べさせてないのです。

【ゴマを食べさせた場合】
①腹が減った、何か食べたい(ゴマすられ待ち)
②欲しそうにしているので一生懸命する(ゴマすり)★
③’上手にすれたので召し上がれ(ゴマを食わせる)★
④お腹いっぱい、ありがとさん(終了)

腹いっぱいになれば帰りますと、何言っているか訳わからないと思うので、具体的に下記します。

上司:最近ぼくちゃん忙しい。大変。マジ寝てねー。
部下:頼りにされるって辛いですね。流石っす、マジで。
上司:みんな頼りすぎだしマジでー、まぁいいけど(でへでへっ)
部下:次の提案、悩んじゃって全然進んでないんですよー凡人なので、、
上司:そんなの余裕ちゃんですよ、マジで。だって上司だし、すごいし
部下:マジすか、じゃあ提案書の雛形作ってくれませんか?参考にしたい。
上司:え、あ、うーん。分かったよ。(可愛いから)作ってあげちゃう。

「じゃあ提案書の雛形作ってくれませんか?参考にしたい。」
ここが秘儀「すりゴマ食わせ」、すった分だけちゃんと食べさせましょう。

上司:それはだめだよー、自分で作るのも勉強だからさー、うー

この返しが来てもOKです。
始めの「食べた」パターンでは恐らく、今後もゴマすりPartyが続きますが、結果的に自分の仕事が楽になり「面倒見の良い上司」に化けます。
後の「食べなかった」パターンでも、この部下はやんちゃだからおねだりするのは止めておこうと、上司側の自制が入ってくると考えられます。

今回はあくまで経験則ですが、すり待ち上司やクライアントが来た時に私がよく実践している手法でした。時と場合によっては煎ってもいない生ゴマ食べさせることもあります。
(【参考】生ゴマ食べ:「それあなたが仕事だと思いますよ」と一刺し)

ご参考になれば幸いです!

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