視野・視座・視点と想像

会食だった僕は、昨日の飲み会との違いを考えながら飲み始めた。
飲み始めて1分、
今日は僕と上司が、比較的場を回す存在であることに気がついた。
上司は関西生まれを武器に話や笑いを生み出す。そんな高騰テクニックは僕にはないので、精一杯のツッコミ役をかってでた。
時折真面目な話を挟みながら馬肉を食べた1軒目を後にした僕達は、場の流れを支配する上司に引き連れて2軒目のバーに向かった。

ここは、パスワードを知っている人のみが入れるバー。薄暗い席で美味しいお酒を飲み、心地よくなってきた頃その話は突如始まった。
上司や相手上司に比べて僕の考え方や見えている範囲が違いすぎて尊敬せざるを得ないという話をした時、彼は言った。

「視野、視座、視点を補うのは想像力しかない。」

誰もがこのどれかに優れているが、賢い人はこのどれもが優れている。だから、そういう人と対等に渡り合うためには「想像力」が重要だという。
あの人ならきっとこう考えるだろう。
あの人ならきっとここに注目するだろう。
そうやって、想像力を働かせることで賢い人が見えている世界に近づくと彼は言う。

僕は割と視座が高く、視野を広めにできる人間だが、視点の多さには経験値が足りないと感じている。
だから、あの人は何を考えているのだろうか。という想像力を働かせて過ごしてみようと思った。


今日のバーは半会員制隠れ家

香の森、THE BOTANIST、六
をジントニックでいただいた。

京都の季の美が好きな僕には、香の森もかなり好きな味だった。


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