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【不妊検査】早い段階でした方がいいワケ

結婚してそろそろ1年になる。早いものだ。

結婚式を終え、新婚旅行も終わり落ち着いてきた。そんな私たちであるが、”妊娠”を希望してからそろそろ半年以上が経過した。
1年〜1年半ほど自然に妊娠しない場合、不妊治療を検討する夫婦が多い中、私たちも不妊検査を受けることを決めた。

ここでまず先に言っておきたいことがある。
わたしは、子供が欲しくてたまらず検査したのではない。
理由は2つだ。
・定期的な健康診断と同じノリ(やっぱ健康第一だよね)
・自分の今後のライフスタイルを設計するため

1つ目の理由は、言葉そのままだが「定期検診」と同じノリだ。もし婦人科系の重い病気にかかっていたら、子供どうこうの話ではなくなってしまう。

2つ目は、検査することで、自分は子供を産める状態なのかを知りたかったからだ。

『結婚したら、いつか子供は3人欲しいなあ』
『子供ができたらアイドルにしようかなあ』とか。

どれほど現実的かざっくりかに関わらず、
”いつかは自分も子供を産み、育児に追われる生活が来るのだろう。”
心の奥でこう考えている女性がほとんどだろう。なぜなら、一番身近な存在の”ロールモデル”である母親や祖母もまたそうやって生きてきたからだ。

ここで一つ疑問が生じる。

「もし私自身が子供を産めない身体だったら・・・?」

何度もいうが、私はどうしても子供が欲しくてたまらない、という人間ではない。夫のことも愛しているし、できれば妊娠を望んでいる。
だが、子供に恵まれなかったとしても、自分の人生を私らしく有意義なものに彩りたいのだ。

ここで、もし子供が産まれなかった場合の人生を考えてみよう。

まず、今後の生活は夫婦ふたりだけのものになる。旅行にも行き放題だし、趣味や友達とのランチにも好きなだけお金を使うことが出来る。また、子供部屋もつくらなくて良いし、幼稚園や小学校で面倒なママ友が出来ることも無い。

代わりに、習い事に時間やお金をたくさん費やせるし、苦労ジワも少なくて済むだろう。夫と話し合い、海外移住することも出来るかもしれない。子供の学校問題がないので、数年毎に引っ越しながら生活することも可能なのだ。

何が言いたいかというと、
「早い段階で子供ができないと判れば、人生をガラッと方向転換することができる。」
わたしはそう考えたのだ。

年齢を重ねると、想像力は乏しくなってくる。たとえ自分が勝手に想像してきた”将来”であったとしても、それがダメになった時、私たちは絶望するのだろう。

不妊検査(ブライダルチェック)は、未婚の場合でも可能である。
かなり時間と体力を使うが(女性の場合特に)、早めの受診をおすすめする。