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コロナ対応を中心とした食料品など…その8(自宅療養向けの初期備蓄品…持病をお持ちの方へⅢ)

現在、COVID-19での第5波のピークを迎えて、首都圏、東海地方、関西圏、九州、沖縄など ほぼ全国に猛威を振るっている状態です
そのために、病院もCOVID-19対応をしているために、何らかの体調不良で救急車を要請してもなかなか搬送先が決まらない、搬送していただけない状態になっています。体調を崩して病院を受診しても、外来での処置のみで入院が出来ずに自宅療法になることも多くなってきます。

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コロナの感染拡大により 重症および中等症患者の受け入れを行うべく多くの病院では、そのため、やむを得ず通常診療で使用する病床の一部閉鎖を余儀なくされています。コロナの方が入院していない病院でも、その他の疾患がある方の入院対応、またコロナ診療している病院に入院中だった方がそちらの病院に転院していることもありますので…
不急の検査や治療を待機することになっていて、通常診療が圧迫され、不急の入院、手術、処置等については延期せざるを得ない事態も起きています

コロナに感染してしまっても、基礎疾患や持病があってもすぐに入院ができない状態というのが現実になっています

持病がある中で、持病の悪化も含めての体調不良が起きてしまった時に、今の現状では入院が厳しい中で、自宅療養、自宅待機期間を乗り切るためにも自宅で過ごすための事前準備も必要となってきます

コロナ対応を中心とした食料品など)…その6~7

自宅療養向けの初期備蓄品…持病をお持ちの方へⅠ
https://note.com/hi40chan/n/n7b2a32661eba
自宅療養向けの初期備蓄品…持病をお持ちの方へⅡ
https://note.com/hi40chan/n/n14027c6e10b7

からの続きのお話です


【過去の検査結果も保存しておく】

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また、緊急時に備えて、特にコロナに感染してしまうなどで、緊急時に救急搬送を受けられない、病院を受診をできないまま在宅医療や訪問看護などを受けることになってしまう可能性が今は特に高くあります。その際に、お薬手帳の他にも普段の受診先での採血や採尿など直近の検査結果があると、現在までの基本的な身体の状況を把握することができることにより、早急に安全な治療を受けやすくなります。健康診断の結果でも医師や看護師などは治療の参考として過去の検査結果をみて治療を開始していきます。受診先への結果の問い合わせにも時間がかかりますし、検査を行うにしても検査結果が出そろうまでにも時間がかかります。
なにもわからないよりも少しでも現状がわかると治療は進めやすくなります。肝臓が悪い、腎臓が悪い、耐糖能異常(糖尿病)などがあると、薬によってはそれらを使うことでその臓器や病気が悪化することもありますので、その参考にはできますので、大切な情報源になります


お薬手帳には、過去にかかった病気や副作用などを記載するページもありますので、そこに該当するものがあれば記載しておくことでも、医療者に情報をスムーズに伝えることが可能になります。採血結果などもお薬手帳に貼っておくと情報も一元化できるのでお勧めできます

私は持病も複数あるので、これもリスト化してあり、印刷してお薬手帳に貼ったり挟んだりしています。また、検査結果もコピーしてお薬手帳に挟んであります



【患者力が試されている時でも生き残るための術でもあります!!】

「患者力」これは、病床逼迫問題以前からも 持病の治療を続けていく中で本当に必要になっていたことですから ワクチン接種をしていても、していなくても、コロナに感染していても感染していなくても同じことです

これは今だけの問題ではないのです
少し先を見据えた行動が大切になります 
先が見えない状況でもあるので、少し先のことを考えての対応も大切になってきます


自己管理能力、患者力を高めることが、今の状況下では持病を持つ方の生きる術でもあります

基礎患や持病がある方は、今、生き延びるための患者力が試されていますよ
それと同時に、少しでもCOVID-19の変異株からの感染を予防する対策をしていくことも大切になってきますよ

コロナにかかるのは怖いので、完璧ではありませんが、できる範囲での注意は心がけています
ちょっとした注意をすることでも、持病の悪化も防ぐことはできますので…

持病の悪化も辛いですが、そこにコロナにはかかるとコロナの症状もプラスされてより辛くなってしまいます。また、コロナによって身体のしんどさも残ってしまうと大変なことになってしまいます

少しでもできることをするだけでも、辛さは減らすこともできますし、医療機関、医療関係者への負担を減らすこともできますので、お互いのメリットにもつながりますよ


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