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新しい化粧品、ヘアケア商品を 試す、使うきっかけは?

何がきっかけで使い始めたのか?

最近、新たに使い始めた化粧品やヘアケア商品はありますか?                

特にラインナップで揃えて、使っている方は、 全ての物を切り替える。というのは、なかなか 難しいことだと思います。

よほどの理由がなければ、全取替え、とはならないでしょう。

とても肌の綺麗な70代の女性から      「大手のブランドのラインを使っていたけれど、新たに化粧品の分野にチャレンジをした企業の 話しを聞いて、面白そうだし、応援したくて、 全ラインナップを一斉に切り替えた。」                                    と、聞いたことがあります。     

それほど、思い切りの良いことができる人は、 なかなかいないと思います。


コスメ業界の方から             化粧品を変えるきっかけは、

○改善したい悩みやトラブルがある時     ○皮膚科医や美容部員からの提案やアドバイス ○旅行先、宿泊先などでサンプルサイズのものを使って、良かったから            ○家族や彼氏彼女、仲の良い友達からおすすめされたり、口コミや助言をもらったとき

などが多いといいます。

一例として、うちの夫は自分でスキンケア、ヘアケア商品を選んで買うことはなく、私(美容師)からの「これが良い、効果的!」というアドバイスの元にヘアケア、スキンケア商品を使っています。

「売り場に行ったとしても、よくわからないし、探すのが億劫。プロが言うなら、それを使う方が良いでしょ?」とも話しています。


ヘアサロンは、もっときっかけを作ることができる

2019年のNBBA(全国理美容製造者協会)のデータですが、

美容室での商品購入経験について      10〜60代の女性(5,148人)を          対象にしたアンケートで  

最近1年間のサロンでの店販商品購入率は21%

店員からの勧めの有無、購入率に関して  

○おすすめされた人 1,354人                       そのうち商品を購入した人は58%

○おすすめされていない人 3,794人      そのうち商品を購入した人は7.8%                                   

だそうです。

おすすめされていない。という人もたくさんいますが、美容師からおすすめされた人の60%近くが、サロンで商品を購入している。     

ということは、美容室での情報がきっかけで、 新しくヘアケア、スキンケアなどの商品が   使われるようになっている。ということです。

やはり、プロからの情報、提案で有れば、   安心して使ってみよう!と思うわけです。

先日、あるサロンのオーナーも                         「積極的に商品の紹介はするべきで、買うか買わないか?はお客様が決めること、とスタッフに伝えています。」               と話していました。


ちなみに、アンケートの続きですが、     サロンでの販売商品の何に興味があるか?   

○ヘアカラー色落ち防止用のヘアケア製品               ○ヘアカラーの色素補充してくれるケア商品           ○オーガニックヘアケア           (シャンプー、トリートメント)                                                                         ○美容家電(ドライヤー、美顔器、ヘアアイロン)

↑の順で、興味がある方が多いそうです。    (2020年に発表されているデータなので、現在は少し変化しているかもしれません)

最近は、SDGsの影響もあり、地球や環境に配慮した製品か?ということにも意識が向けられているそうです。


たくさん情報が溢れる今だからこそ、サロンで 美容師さんから教えてもらいたい!という人はいると思います。

ヘアサロン、美容師が多くの人の"きっかけ"になりますように。

Aya Horiguchi



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