美容師が感じにくいこと。サロンを探すとしたら意外と迷うはず
美容師さんは、どうやってお店を探しますか?
たまに訊かれるのですが、美容師さんは、 どうやって自分の行きたい(切ってもらいたい) お店(美容師)を探すのですか?
これ、美容師のみなさんは、どう答えるでしょうか?
予想ですが… 美容師の方は、80%くらいは 自分の勤めるサロンでカットされるのだと思います。
こんな髪型にしようよ!と先輩から声をかけることもあるでしょうし、 後輩から先輩にカットしてください!とお願いすることもあり、同期同士でこんなカラーにしてみようよ!ということもあるでしょう。
プレイングオーナー、そうではないオーナー含め自社の提供している技術や接客の確認として、 自社で施術を受けることも多いのではないでしょうか。
病院と美容室(美容師)は、探すのが大変だと思う
引越しをしたことがある方は、経験あると思うのですが、 慣れない土地で病院、美容室を探す問題は多くの人が気にされている様に思います。
以前通っていたところまで、移動時間をかけて 出かけるという方もいらっしゃいますよね。
(外国に引越しした方々は、とても大変なのではないかと思います。)
現実的に、 かかりつけのお医者さんに、行かれない時、 どこか、良いところはないだろうか??と 探す日が来た時に、 初めてご新規のお客様、ゼロからサロン探しを される方の心境がわかると思いますし、
この新たにかかりつけを探す、という行為が、 本当に大変である!ということを理解しなければなりません。
簡単には選べない
美容師側の見解として、 お客様と長く関係性を築きたい。 という想い、意見を持つ人は多いはず。
それは、お客様も同じだと思います。
何度もサロン探しをするには、エネルギーも使います。
様々な条件 (通える距離、好みのスタイルを作る技術力、 料金やメニュー設定、担当者との相性など)を クリアし、 ここにまた来よう!お願いしたい!と感じるのは予想、期待を超え何かを感じた時。 技術なり、おもてなしを受け、納得した時。 安心できて、 「ここを選んでよかった!」と感じた時だと思います。
長く通えるかどうか? まずは第一回目の緊張を飛び越えて、選んで来てくださる。
その勇気に感謝し、出会えたことに感謝し、 技術を提供し、人間関係を構築すること。 相手を知ること、自分を知ってもらうことを積極的に楽しむこと。
それが大事なのだろうなと思います。
初めて足を運んでくださる方も、 いつも選んでくださる方、長く通っていただけるお客様に感謝!ですね。
Aya Horguchi