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APEX Connect EAが協力するコミュニティ大会が開催決定!!ランクポイントから読み解くこの大会のポイント

おはようございます。HYSです。

本日はとあるApexLegnedsの大会とその参加基準についてお話したいと思います。

以前から、いつか書きたいなと思っていた話題です。

先日、とある大会の募集告知がされていました。ApexLegendsの大会です。

第一印象はビジュアルのクオリティが高い。個人開催ではなく、どこかの企業が開催するのかなという印象でした。

今となってはApexのカスタム自体はさほどハードルが高いものではなく、誰でも参加できるようにはなってきています。

Twitterで検索すれば何かしらのカスタムは見つかります。

これがとある大会です。ビジュアルいいですよね。おしゃれなレジェンド達。気になってtweetを見てみると、なんとHPまであるじゃないですか。

コミュニティ大会でHPまで用意するのは個人主催ではほとんど見かけません。僕が記憶しているのだとけろはるさんくらいかな…

とにかく、クオリティも含め気になる大会です。

そして、今日もタイムラインにすごくあがってくるので、

「わかったよ。見るから。。。」

HPを拝見していたら、なんと、

RAGE主催、EA(Apexの会社)協力の大会でした。びっくりしました。RAGEは昨日書いた、VALORANT公式大会(日本)を運営している会社です。

RAGEのことを簡単に説明すると、株式会社 CyberZとエイベックス・エンタテインメント株式会社、テレビ朝日株式会社が協業している国内最大級のeスポーツイベント会社です。※CyberZはサイバーエージェントの子会社

国内様々なゲームタイトルを取り扱っており、リーグ戦なんかも開催しています。

国内最高峰のゲームイベント会社主催でしかもEAの協力が入っているコミュニティ大会…おそらく初です。Sonyのプレアラも最初はそうでしたが、いつの間に招待枠みたいなものができてしまいましたよね。。。

CRカップ、えぺまつりなどのストリーマー招待制ではなく、完全に一般公募の大会

それをEA協力でRAGE主催で開催するのははっきり言って異例です。

というのは、EAはこれまでコミュニティ大会に関わってきていませんでした。ここでいうコミュニティ大会は所謂、僕らのような一般プレイヤーが参加する大会を指します。

【 “This tournament is not affiliated with or sponsored by Electronic Arts Inc.”Inc.”(このトーナメントは、エレクトロニック・アーツの提携および出資を受けたものではありません) 】

コミュニティ大会主催者はこの文言を入れなければいけないというのがルールです。まぁ保険の意味もありますから、主催者としてはルールじゃなくても入れておくべき文言ですが。

そんなこともあってEAがコミュニティ大会に協力するのは驚きました。

RAGEがやると言ったのか、EAがやると言い出したのかは定かではありませんが、VALORANTを意識したというのはあるでしょう。

ApexEAにとって日本は大事な市場です。日本のストリーマーと仕事をすることで、その市場を確固たるものにしてきたEAですが、結局はコミュニティ・プレイヤーを大事にしなければいけない。というのは僕も以前から訴え続けてきたことです。

2022/4/12 Apex Legendsを支えていくのはプレイヤーコミュニティだ より

いまいちプロモーションできていないような気がしますが、誰でも応募できる大会で、国内最高峰の会社が運営する大会。それだけでも参加してみる価値があります。

まさかEAがこういった形でコミュニティに介入するとは思っていませんでした。一つ気になるのはこれまでコミュニティ大会を運営してきた方々や応援してきた方々との協働にならなかったということ。

彼らがコミュニティを守ってきたのは確かなので、そこへの配慮が少しでもあると救われるんですが、Apexの為を考えるとそうも言ってられないかもしれない。

今後どう盛り上がっていくか注目したい大会です。ポイントはストリーマーとの絡み方。数字に囚われず、我慢できるかというのは注目です。

【注目はランクポイント】

APEX Connect 公式HPより

この大会はこんなコンセプトで開催されるようで、特徴として年齢によって参加部門が分けられています。

公式HPの参加資格には、

青年部:17歳以上 23歳以下
成人部:24歳以上
※青年部、成人部ともに指定された年齢の範囲内の選手3名でチームを作成すること。
(混合チームの作成はNG)

この意図は僕自身今のところくみ取れていないんですが、年齢によって部門が2つに分けられています。

これ以上に僕が気になったのが、

この大会の参加ランクポイントについてです。これが今までのランクシステムと大きく関わってくると僕は感じました。

APEX Connect 公式HPより

※6月4日現在 ランクポイント上限20P➡22Pに変更されました

Apexのコミュニティ大会では参加者のレベルを均等にするために、チーム編成をする際のポイントがランクごとに変わってきます。

CRカップなどでもお馴染みですよね。これは主催者の裁量で工夫がされるんですが、僕自身もすごく悩んだことがあります。

そして、今回のランクごとの編成ですが、上記のようになっています。

上記の表に従って合計が20ポイントになるように設計されています。どういう特徴があるのかというと、

「バランスの良いチームを作らなければいけない」

秀逸だなと思います。※過去シーズンの最高成績を反映

例えばApexの頂点、プレデターは13ポイントです。残りのポイントは7ポイントになります。7ポイントで2人と考えると、ゴールドとブロンズやシルバーを2名。こんな感じで編成しなければいけません。

マスターも同じように考えると、プラチナとブロンズのような形になります。

プレデター、マスターのプレイヤーはチームメイトを引っ張って行かなければいけません。これ今までの大会で見たことがないんです。特にコミュニティ大会では。しかも過去シーズンすべての最高ランクなので、数シーズンやっていなかったからという言い訳もできない。

ここに来て、前シーズンのランクの仕様です。

前シーズンは過去一番ダイヤ以上のプレイヤーを排出しました。上位プレイヤー同士が組めない仕様になっているのは色々な意味合いがあるように感じます。

例えばダイヤに初めて到達したプレイヤーが今度は自分がチームを引っ張って行かなければいけません。

これまでカスタムで中々参加できなかった、初心者の方も大いに参加するチャンスがある大会。初心者の方とマスタープレデターが組んだらどうなるのか。気にはなりますよね。

シーズン13から追加されたルーキー枠(1P)もここに来て大きな意味を成すようになります。これはApexのプレイ人口を増やしたいという意図もあるかもしれないですが、これを機会に友人をApexに誘うというのもありえるシチュエーションです。

気の合う仲間と一緒に出るのもいいでしょう。このポイントシステムは個人的に興味があります。皆さんがどうような編成を組むのか。

そんな楽しみもある大会です。僕は意図がある大会はすごく好きです。皆さんも是非参加してみてはいかがでしょうか。

最後に1つ。いくらなんでもVCTオフラインと同日はないよ。同じRAGEなのに。なんでなの…

今日はここまで。ありがとうございました。

HYS

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