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2019年3月の記事一覧

シンガポールで働きたいデザイナーへ

これは約半年間(2018年9月-2019年2月)シンガポールでUX/UIデザイナーポジションを探して転職活動をしていた記録だ。結論から言うと当地では希望するようなオファーを貰うことはできなかったけれど、デンマークに本社のあるサービスデザインファームのオスロオフィスからUXデザイナーとしてオファーを貰えた。次のキャリアとしてはこれ以上無いほど良い仕事なので受けることにした。なのでこれはシンガポールでの転職としては失敗の記録だが、ここでデザイナーとして働きたい人に役立てばいいなと

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息子の最近。

子どもが泣き止まない・親の不安やイライラはどのように伝わるのか

余計なお世話と言われるかもしれないが、小児看護師の視点から今日は書きたいと思う。 ※ 「お母さん、怒らないでー」「怒ってないから」 「お母さん、怖いよー」「いいから早く歩いてよ」 昨日、帰宅途中で赤ちゃんを抱っこしているお母さんの傍らで泣いている幼稚園くらいの女の子を見かけた。 会話は、その時通りすがりで聞こえてきたものだ。 店や乗り物など、いろんな場所でよく見かける状況だと思う。 一方で、小児外来では「赤ちゃんが泣き止まないんです」どこか痛いのではないだろうか等と

活動のこと

ペタウケアーバンヘルスセンター 首都からバスで6~7時間 東部州ペタウケ郡の中心部に位置するヘルスセンター 管轄地域の人口は約4万6千人 郡病院から1.2kmのところに位置し、地域のプライマリーヘルスケアの拠点となっている。 私の要請内容は、 1.地域の健康観や病気観の調査を行い、生活の実態を知る。 2.健診や疾病データのまとめ、アウトリーチ業務を支援しながら、地域に必要とされる保健衛生の課題を探る。 3.課題について習慣や地域性を考慮した解決策を地域に普及させる。

インターナショナルスクール

わたしは人生で2度インターに通った。 どちらもアフリカにいたときで、1度目は5~6歳、2度目は12-15歳。 1度目の学校は幼かったので正直あまり覚えていない。 記憶にあるのは、学校が海の近くにあり校庭(日本の校庭とは違い芝生)でボールを飛ばしすぎると海に落ちてしまうことが多々あったぐらいだ。 友人たちはアメリカ、ヨーロッパ、ガボン近辺の諸国の子どもたちで両親は(かなり成功しているような)ビジネスマンや軍隊、大使館などに勤めているらしかった。 仲が良かった友達たちは大

優雅で繊細なシリア料理を知るための10皿

アラブ地域といっても広い。東はペルシャ湾岸に面したオマーン、西は大西洋に面したモロッコ。だから、アラブ料理といっても多種多様だ。 今回はその中でも「シリア料理」を取り上げる。ここでいうシリアは、アラビア語でシャームとも呼ばれる、いわゆる「大シリア」、レバノン、ヨルダン、パレスチナといった東地中海地域を包摂した、ひろい意味でのシリア料理だ。 ①ホンモス シリア料理といえば、前菜。前菜といえばホンモス。ひよこ豆を主な材料とするペースト状の食べ物。 普通、平たい白っぽいホブ

人種差別についてと、思い出した大陸横断中のこと~「グリーンブック」から~

 幼少期、ニュージャージーに住んでいた頃の話を私が書く時、「アメリカ」と書かないのは、あえて「アメリカ」という意識をあまり強くしたくないからだ。今の情勢、銃に対する考え方などもそうだけど、私は9.11のテロ事件以降のアメリカの対応に怖くなってしまった。それにアメリカ広し。東海岸、西海岸、北部と南部と中部で、気候も土地の雰囲気も住んでいる人々の人種の傾向、気質、考え方も違う。一概に「アメリカ」と言っても全然違うので、私は私の住んでいた周辺についてしか実感で書けない。だから「ニュ

オンライン秘書サービス「My Assistant」 を作るためにチームでやったこと

こんにちは。のっちです。 先月、株式会社キャスターさんのMy Assistant(マイアシスタント)というサービスをリリースしました。 このサービスにプロダクトマネージャーとデザイナーを兼務する形で昨年9月くらいから携わり、今年の1月にリリースを迎えました。 今回は、このプロジェクトのなかでチームで取り組んだことと、プロジェクトで気をつけたことをまとめていきたいと思います。 マイアシスタントとはマイアシスタントは、「忙しいあなたの時間、増やします。」をキーワードに、日

空とぶブタ ゴットフリート

皆さんは初めて自分のお小遣いで買った思い出の本はありますか? 私のはじめての本は、ヴァルトン・ベーンケ作、ユタ・バウアー絵の「空とぶブタ ゴットフリート」という本でした。 小学生に上がる頃、おこづかいを握りしめて古本屋さんに入り、漫画を買うつもりがこの本を購入しました。 それまでは母や祖母に与えられた絵本や、漫画ばかり読んでいた私が、何を思ったか自分で本を購入し、そこから自分で好きな本を買うようになりました。パラパラめくると挿絵も可愛くて、一目でその本を気に入りました。