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「仕事が出来る人に共通する3点」を強化すると海外でも戦えるようになった話

現在もそうですが、過去を振り返ってみても俗に言う「仕事が出来る人」は少なからず何人かは、自分の周りにいるかと思います。

例えば、様々な課題を対応する為の処理能力が高かったり、リーダーシップが高い人だったり、性別関係なく目標となる人は基本的に「仕事が出来る人」に見えます。


ではなぜ「仕事が出来る」ように見えるのか。


一つ事例として挙げると、国内の企業で海外事業を進める際は海外の関係者や海外の外部チームを巻き込みながら進める事になるため、「通常通りのやり方」が通用しない場合が多々あります。

また平行して何かと「課題」も多く発生するため、少なからず苦戦する事になります。

ただ、それらの課題に対して仕事が出来る人は「一連の共通した能力」があり、それらを活用する事で事業を上手に推進していると思います。

noteに纏めきれない程に彼らから学ぶべき要素は膨大なのですが、その中でも私が学んだ「重要なポイント」を3つに絞って今回はご紹介したいと思います。

私自身、これらの「重要なポイント3つ」を強化した結果、


「海外でも少しずつ戦えるようになった」と思います。

(もちろんさらに上を目指してますが)


国内人口の減少や市場の変化に伴い、これから時代は多様性やインバウンド対応、海外への事業展開も必要不可欠になってくると思いますので、

今後の事業やキャリアのために少しでもご参考になれば幸いです。


その①:タイムマネジメントを必要以上に強化する

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タイムマネジメントは誰もが重要なのは理解していると思いますが、

ここでのポイントは「必要以上に」という事です。

事業を進める際に、予めスケジュールを切ったとしてもミスコミュニケーションやシステムの不具合、稀ですが自然災害など、想定外の出来事が少なからず起こります。

その際に、必要以上にタイムマネジメントを「コントロール出来る能力」が必要になってきます。

要はそのような課題が発生した際に、


「どの項目の優先度を上げて進めるか」

「逆に何を落とす必要があるか」

「それを実行するためにはいつ誰が何をするか」等を


瞬時に判断し、またそれをチーム全体で理解し

目的の認識合わせを関係者と行った上でタイムマネジメントを実行する必要があります。


一つ注意したいのが、マイクロマネジメントを推奨(個人的には推奨してない)しているわけではなく、

人やチーム、地域等によって「それに近づきすぎず、遠すぎずのバランス」でのタイムマネジメントが必要だということです。


そのため、必要以上のタイムマネジメントでは

「最重要な項目を確実に見つけ出し、それを実行する道筋を作る」事が

まず最初に重要であり、

そのためには、

日本人特有の「暗黙の了解の概念」を無くし、

「全ての正」を疑い、

「時間軸を考慮した上でボールを落とさない事」が、

国内、特に海外でのタイムマネジメントを実行するために大切な一歩になります。


その②:決断力を強化する

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次に求められる事は「決断力」です。

単に早く物事を決める事が重要なのではなく、

「決断に伴う根拠」と合わせて決断をする必要があります。

また内容によって「今決めない事」も求められるため、

決めない判断も行う必要があります。


以下は判断基準としてよく使われる重要度・緊急度のマトリックスですが、ここで伝えたい事は、

「このマトリックスだけだと判断が出来ない」ケースが事例として非常に多く発生してしまうという事です。

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それはなぜか。


「赤字にある部分の重要度高、緊急度高」を事前に深堀りしておく必要がある為です。


つまり、

「何の基準で緊急度が高いのか」

「何の基準で重要度が高いのか」

を明確にし、且つ内部でも認識合わせをしておく必要があるという事です。

それらが抜けている事例は非常に多いため、事業を進める前にきちんと重要度と緊急度の基準を確定し、認識合わせを行う必要があります。


また決断力を強化する為には瞬時に判断できる能力、

すなわち「整理力」が必要になります。

日頃から物事の「整理」が出来ていれば、メールの返信も早くすぐに実行に移せます。

逆に整理が出来ていないと色々な人に聞きに行く必要があったり、デスクやPC内を探したりする事になる為、労力と時間のロスに繋がってしまいます。

よって、決断力を補う「整理力」は決断力強化には非常に重要です。

目的に対して整理をし、重要度・緊急度の基準を設け、認識合わせを行い全体感を把握した上で事業に取り組むと、必然的に決断力が強化されていきます。


その③:コミュニケーション力を強化する

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最後に伝えたい事は、「コミュニケーション力」です。

海外で事業を進めるためには、コミュニケーション能力が少なからず必要になります。英語など多言語が喋れることが出来る人の数は国内でも多いと思いますが、ただ単に翻訳する事が目的なのではなく、

基本的には対ヒトなので、

相手の国、文化を少しでも理解した上で伝えるコミュニケーション」

にポイントを置くことが重要になります。


国が違えば文化も違います。そのため翻訳の背景にある、

確実に理解して動いて頂くためには、どう伝えれば良いか。

前回共有させて頂いた「会議の質を劇的に上げる方法」と同じで、


①伝える準備(背景を元に何を目的として伝えるか)

②伝えて動いている途中(不明点がないか、目的を見失ってないか、良い点と改善点を伝えられているか)

③後日のフォローアップ(振り返りは出来ているか、感謝出来ているか)


上記の3ステップがとても大切です。

特に上記②と③のステップの段階で、「良い点・褒める点」があった場合は全力で褒めるようにする。

日本人の習性として、悪い事に目が行きがちで指摘するケースが多いと思いますが、、

「良いものは良いと褒めるコミュニケーション」は海外事業を推進する上で意外と忘れがちなコミュニケーションで、且つ非常に重要なので忘れないようにする必要があります。


今回のまとめ:

自信のキャリアや仕事を進める際に何から着手すれば良いか、非常に悩んだ時期があります。

そこで「なぜ優秀な人ほど仕事が出来るのか」を熟考した結果、今回の3点を見つけ、自身のキャリアの為にそれらに注力することによって海外でも戦えるようになってきたと思います。

もちろん人によって「仕事が出来る人」の解釈は様々だとは思いますが、今回の3点が少しでも事業や今後のキャリアのご参考になれば幸いです。





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