小豆島で暮らす母とのささやかな誕生パーティー
2024年4/22午前中はアトリエでブログを書いて、午後の便のジャンボフェリーで夕方、小豆島に帰省しました🛳️
6月に苗羽公民館で少人数のレザーのワークショップが開催されるので
諸々の打ち合わせと4/23が母の83歳の誕生日を兼ねて帰省してまいりました。
【初めて祝う母の誕生日】
僕は56年の人生の中で母に直接『誕生日おめでとう』の言葉を伝えずにきました…ここ数年電話では『誕生日おめでとう』って伝えてはきたけれど、一度は直接会って伝えておきたいと心のどこかで感じながら過ごしてきました。
現在自力で墓参りに行けない母の代わりに、早朝お墓の掃除に出かけてきました。平日の早朝ですしお盆でもないので、もちろん墓地には誰もいません(笑)
あいにくの空模様だったのでいつ雨が降るやもしれないので晴れている午前中に、母が食べてみたいものや必要なものを買い出しに自転車漕いで地元のスーパー(マルヨシセンター)へ🚲
それとせっかくの母の誕生日なので地元で人気のスイーツ専門店アマンデのケーキと母が食べたがっていたエクレアを買って帰りました。
帰宅後、8と3のキャンドルをショートケーキに差して、体力的に吹き消せないので火は灯さずに、昔からウチにある昭和レトロな食器と合わせて、母と二人でささやかな誕生パーティーを過ごしました。
今までのように母の手料理を食べられないことは仕方がないことだけど、母とゆっくり過ごせる一日がなにより大切だとしみじみ感じました^_^
【70年以上母の食を共にするお箸】
これまで帰省しても予定が詰まっていたので島に滞在しても自宅で過ごせる時間は殆どなく、今回ほぼ初めてふたりで三食の食事をとりました。
昔は法事や親戚が一気に帰省する機会が多くて食器類が山積みしているのですが、今となってはレトロというか食卓の食器類は未だに、昭和フレーバー満載…母から「お箸取って」と言われて取ったお箸
僕が物心着く頃からいつもあったので
「なんでいつもコレなん?」て尋ねると、
「お母ちゃんが小学校くらいから使ってるお箸なんや。結婚しても嫁入り道具でずっと使っよんで」って・・・
なぜ今頃知ったのかというと、当時は大家族だったので、母が食事を摂るのが、家族が食べ終わった後にひとりで残った料理を食べていたからなのです。
”モノには想い出が詰まっている”ってよく耳にするけれど、まさかお箸が母の食を支えてきたとは!この年齢になってびっくりでした^_^
【家族が健康でいられる理由】
母は現在も早朝まだ暗いうちから起きて身支度を整え、仏間の水をとりかえ、ご先祖さまに家族の健康を願ってくれています。
僕や息子たちが健康で暮らしていけるのも母の願いのおかげなんだと信じています。
大阪に戻ってレザーワークをしている現在も人知れず母は小豆島の実家で同じことをやり続けてくれていることでしょう・・・
これまで人生で”運が良い”と感じてこれるのは母のおかげなんだと僕は信じて疑いません。
モノ作りに取り組んでいく上で、母のお箸のように長年愛着を持って使っていただけるようなレザー作品を届けていこうと感じました。
またレザー制作の合間に帰省して母との時間を過ごしてみたいと思います。
それではステキなレザーライフをお過ごしください♪
Bobby Art Leather for Japan for Everyone !
Love & Peace★Love & Music★Love & Leather
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