パートナーと別れどう生きていくか①
大学2年生の時から5年近く付き合い、
人生観も趣味も一緒に作り同棲してた彼女と別れました。
原因は、互いの悩みを互いに抱えきれなくなったから。
彼女は転職や貯金を心配になるなかで鬱に、僕は仕事でも音楽活動でも、そして家事でも相手のために気を回す中で鬱に、なってしまったのです。
互いに似たようで異なる、おそらく発達も由来する、「生きづらさ」が、今までは共感し合えてたものが、自分のことで一杯になってしまったのでしょう。
もちろん僕は反省もしています。1番気を配って守るべきなのは彼女のはずなのに、外のことで疲弊してそれができなかった。
そんなごめんねは休養の診断を受け全てを0にした彼女には届かず。
もう届けられないのには彼女の親が下した別れ方にもあります。
警察を投入してきたのです。
彼女の両親も課題を抱えている方々で、夫婦喧嘩ではよく警察沙汰になり、娘に対しては「毒親」と言っていいほど、甘やかしつつ価値観を押し付けるような人でした。
その中で辛そうな彼女を救出する意味でも同棲を始めたのですが、結果として娘からの実家で休養したい思いをチャンスと思ったのか、いきなり言われた別れで当然のように口論になったことを危険な喧嘩として通報し、当の本人たちはいきなり警察が家に来てびっくりしたまま別々に署までご同行となり、最後の別れとなったのです。
僕は決して暴力を振るっていません。
しかし、二度と連絡は取るな、取ったらストーカー規制法に引っかかる、という決まりで、指紋まで取られてしまってはもう、成す術はありません。
別居して程よい距離感でやっていけたかもしれない未来は作れませんでした。
こんな別れ方をしたのだから、僕は人生をシフトチェンジせざるを得なくなりました。
まず今までアルバイトでやっていた不登校の子どもの家庭教師を、新年度から社員として務めさせていただくことになりそうです。
音楽活動は、もうあまり頑張りすぎず、自分の好みやペースを大事にやってこうと思ってます。
ただ、創作意欲に火をつけるようなメンバーや発表の場と出会えたらと、やはり求めてしまいます。
思えば彼女とは最初はバンドメンバーとして出会っていたのですが、彼女のほうが先に、音楽活動に傷つき、自分だけの創作の世界に篭っていました。
そんな彼女でも居心地良く音楽ができる環境を作りたいと思っていたので、
ただの趣味としては今、何をやればいいのか分からず、手をつけられない状態になってます。
そして、やっぱり生活の節々には彼女とこそ分かち合えたことがたくさんあったのだと、心の隙間を寂しさが度々襲います。
この別れは必要な別れだった。
いつかはより良い出会いがあると分かっている。
同じように傷つき傷つけられることはしない。
これで今幸せといえるには、まだまだ時間がかかりそうです。
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