見出し画像

膀胱炎やぎっくり腰になりやすいあなたは「黒」の食べ物

健康はまさに私たちの貴重な資産です。これまで、体を司る「青」の肝、「赤」の心、「黄」の脾、「白」の肺のバランスについてお話ししてきましたが、これらの情報をまだご覧になっていない方は、ぜひ過去の内容も合わせてご確認ください。私たちの体質は、単一の色に限定されることなく、青と黄が融合していたり、時には3つの色が混在していることもあります。ご自身の気になる症状に最も近い色から、取り入れてみるのがおすすめです。

さて、今日は「黒」をテーマにした食材に焦点を当ててご紹介します。黒い食材は、女性の健康にとって特に重要な栄養素を豊富に含んでおり、未病を防ぐのに役立つと言われています。それでは、美しさと健康を支える「黒」の食材の秘密を、ご紹介していきます


「黒」の食材は「腎」を癒してくれる

それではまず始めに今日も五行配当表から見ていきましょう
もうこちらの表は見慣れましたか?
こちらの表は私たちの道しるべとなります
ぜひ 日々の生活の中でも取り入れてくださいね

中国伝統医学ではありとあらゆるものが5つに分類されていると考えています

すべての光を吸収する「黒」は
:方角は北
:季節は冬
:五臓は腎
:五味は鹹(かん:塩からい)
と深い関係があります。
上記の五行配当表にはありませんが「膀胱、耳、骨髄、髪」などとも
関係が深く漢方では「腎」に不調が出ると
婦人科系疾患、下半身の冷え、耳の聞こえにくさ(声が大きくなります)
骨密度の低下など引き起こしやすくなるとされています
「黒」の食べ物には「腎」に関する疾患の予防だけではなく
冷え性や腰痛、抜け毛といった症状の改善にも役立ちます

ぎっくり腰や慢性の腰痛など骨密度が低下します

「黒」を体質とする女性は、冬の季節に体調不良を感じやすい傾向があります。北向きの湿気の多い場所は、このタイプの方にとっては体調を崩しやすい環境ですので、お気をつけください。また、下半身が冷えることにも敏感ですので、防寒対策として適切な服装を心がけることが大切です。

「黒」のエレメンツは「水」タイプ

五行配当表をみると「白」のエレメンツは「水」ということがわかります
「水」のタイプの方はビクビクした恐怖感が「腎」を傷つけて腎や膀胱の経絡に痛みやだるさを感じやすく膀胱炎を発症する方が多いです
また1度膀胱炎を発症すると繰り返す傾向もありますので注意が必要です

また「腎」に不調が出ると骨密度が低下しますので薄毛などの症状もでやすくなります
骨と髪の毛は関係が深く体の冷えから結果的に薄毛にまでつながってしまいます

腰痛、薄毛など「腎」の不調につながっています

「水」タイプってこんな人

✅すぐビクビクする
✅疲れると耳鳴り、めまいが起こりやすい
✅冷えに弱い
✅足、腰が常にだるい
✅髪の毛がパサついている
✅腰痛(ぎっくり腰によくなる)
✅膀胱炎を繰り返す
✅トイレが近い
✅骨折しやすい(治りにくい)
✅精力減退

まとめると
:むくみやすい/顔色が悪い(くすみやすい)
:シミや小じわができやすい
:枝毛、切れ毛、薄毛
:ぎっくり腰、腰痛
:骨粗しょう症になりやすい

「腎」は泌尿器系の司るところです
水のタイプの方は毒素を排出する力が弱くなるために疲れが溜まり
顔や足にむくみが出やすくなります。
新陳代謝も弱いのでシミや小じわといった皮膚の老化もありますし
物忘れもしやすくなります
実は物忘れも新陳代謝の低下から起こるのです

このタイプの人はとにかく体を冷やさないことです
夏でも冷えた飲み物を避け 家の中でも寝室やリビングなど長くいる場所は南側の暖かい部屋が好ましく水場に近い場所は避けた方が良いでしょう

夏でも足元は暖かくしましょう

「水」タイプにおすすめの「黒」の食べ物

黒の食べ物は見た目の黒だけでなく、五行配当表の五味である
塩辛い食べ物も含まれます
五穀は「粟」
ひじきや昆布などの海藻類や黒豆なども女性ホルモンのバランスを
整えますのでお勧めです

黒酢、黒豆、黒ごま
玄米、粟、
ごぼう、なす、しめじ、しいたけ
うなぎ、すっぽん、牡蠣
昆布、シジミ、もずく、ひじき
など とても身近な食材が多いです

精がつきそうな食材が多いですね

特に、ひじきや黒豆などの食材は、前もって準備しておくと朝食やお弁当に加えやすく、このタイプの方にはぜひ取り入れてほしいです。
体の調子を整える漢方の考え方にも合致しており、体調のみならず美容にも効果的です。

また、鹹(塩からい)の食材についてですが、
納豆や味噌、天然塩、からすみ、青のり、もずくなどがおすすめです。
ただし、塩分の取り過ぎには注意が必要です。最近では、さまざまな産地から、味わい深くミネラル豊富な塩が市場に出回っています。自分の好みに合った塩を見つけることで、毎日の食事がより豊かなものになるでしょう。

自分に合ったお塩を探すのも楽しそうですね

次回のテーマ


五行説に基づく青、赤、黄、白、黒の五色の食材についてお話ししてきました。おそらく、複数の色の食材がご自身の体調やお悩みに合致すると感じられた方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの色を組み合わせることで、さらに健康に対する効果を高めることができるんです。これからも少しずつ、具体的な食材の組み合わせやその効能について詳しくお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。

次回は、「この症状にはこの色の食材がおすすめ」というテーマで、具体的な例を交えながらご紹介していきます。健康を維持し、美しさを追求する皆様の毎日に、少しでも役立つ情報をお届けできれば幸いです。

中医学のレジェンド 御殿医七代目 党惠慶中医師


私たちと一緒に女性の未病に特化した漢方の勉強をしませんか?
薬や病院に頼ることなく 自身で未来をもっと健康にしていくことを
広めていきましょう
↓ ↓ ↓
コチラ

ぜひご覧ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?