オフラインの重要性
最近前ほどTwitterが楽しくなくなってきた。
私のフォローがよくないのかもだけど、やたらと二元論的な議論の場になったり、発言することに息苦しさを、私自身は感じてなくても、感じてる人も多い気がする。
それに私自身も書けないことが増えたところはある。
まぁ、もう若くないですからね。
それでも過激なことを書いたりするのは、私が露悪的で、天邪鬼な人間だからなんだと思う。
高校生の頃、「ワンポイントの靴下のみ許可」という校則があり、デッカいAppleのあのレインボーのアップル模様のパクリみたいな靴下を履いて学校に行っていたら、美術教諭に呼び止められたことがある。
「ヒグチ、その靴下はダメだ!」
「え?なんでですか?ワンポイントですよ」
「…ワンポイントがデカ過ぎる!」
まぁ、高校生の頃からそんな具合だ。
とは言え「ワンポイントだ!」と言い張りたいほどの反抗心も今の自分にはなくなってきている。
最近はTwitterよりもLINEやメッセンジャーをすることが増えたし、複数人の人でワイワイ飲むより、サシ飲みが増えた。
どんどんコミュニケーションの深度が深まっている感じだ。
複数人で飲むのは、せいぜい個々人で話をしていて、これは面白くなりそうだから、引き合わせよう、みたいなときくらいである。
そういうときは呼ぶ人間の構成を考える必要がある。
オフラインで人と会うと「ヒグチさんのTwitter見たけど」とか「note見たけど」とか言われることがある。
特にいいねやスキもされてないから、自分としてはまさか見られてるとは思ってないことが多くて(笑)、結構びっくりする(笑)。
世界に向けて書いてるじゃないか、と言われればそうなんだけど、Twitterって私には「壁に向けてキャッチボールしていたら、ボールが飛んで、それをたまたま拾ってくれる人がいた」みたいな感覚だったので、誰かが読んでくれてるとか、コミュニケーションするためのツールという感覚が今まで希薄だった。
でも、Twitterもマスメディアになってきて、続けるうちに色々変わってきたなぁとも思うし、自分自身もSNSに対する姿勢が色々と変わってきた。
オンラインの揺り戻しから、今はオンライン上の繋がりは自己紹介みたいなもので、その後のオフラインの方がやはり面白く感じている。
またオフラインの揺り戻しで、オンラインやデジタルの比重が増えるかも知れないし、人の意識や感覚というのは、常に揺らぎ、変わり続けるものだなぁと思う。
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