見出し画像

「こうじゃなきゃ」と無意識に決めすぎてる自分に気づいて、ゆるゆるゆるめていく。

「これはこうしないといけない」「あれはあーしないといけない」
物事の大きい小さいは全く関係なく、自分の中で決めつけていることがあまりにも多いという事実に気づけたのは、他者の存在のおかげだったりすることが多いchariです。
私に限らず、みなさんきっとそういう経験があるのだろうなと思います。
そして、気づいてゆるめてをゆるゆる繰り返すうちに自分ってなんて愛らしいんだ!笑 と思うことも多くなりました(°▽°)あは

前回、良かれと思ってしたことが相手にとって良いとは限らないということについて書きましたが、今回もまた同じようなことです。

自分にとっての「こうじゃなきゃいけない」という常識が、相手にとっては「こうじゃなくて良い」なんてことって溢れている、そりゃそうだ。

こんなこと当たり前に考えればわかることなのかも知れませんが、どうも私はそれを理解するのに、だったらなんでこうなの?といういろんなことが浮かんじゃってなかなか咀嚼に時間がかかりました。が、しかしその浮かんでくるいろんなことが一つ一つ大切でそれを咀嚼することもまたなくてはならない大切な経験だと噛み締めていますっ(味わいまくり笑)

たとえば、こうじゃなきゃいけない!!という強制度は低めなものの、
『挨拶ってにこやかに軽やかにした方が気持ちが良い♪』という考え方があるとして。

挨拶はいつだって誰にでも同じようににこやかに返すことをしてきた人にとって、
自分が疲れていて笑えない時でもそれを心がけてきた人にとって、
『自分とは真反対のそうではない人』に対してどう感じるだろうか。

『なんであの人はいつもあんなに無愛想なんだろう。こっちの気分が悪くなる。』そう思うかもしれないんです。

ただ単にそれがその人のコミュニケーションの取り方なんだ、とみればよいですが、自分の中の常識にしがみついていればそうは思えないかも知れない。

もしかしたら、自分が気持ちが良くなる挨拶の仕方は、相手にとっては心の何かに触れて嫌な気持ちにさせることなのかも知れないということも想像できたりもします。

相手の反応に不快になる自分自身の気持ちを認め、状況を俯瞰して考えてみた時、自分の中で「挨拶は笑顔でするものだから、みんなそうするもの」という小さな「こうじゃいけない、こうするもの」があることに気づくことができるはずです。

自分が大切にしてきたことに対して無理やり止める必要はない。
けれども、自分が大切にしていることを他者にも気付かぬうちに求めていると、心が反応して嫌な空気や出来事が起きてしまうということはあるのです。

大切なのは、相手に自分の当たり前を求めることではなく、相手に自分の大切にしていることを気づかせてもらい、見方・捉え方を広げていくチャンスをもらったという視点を持つことです。

その視点で、感情が動いた時にフォーカスして向き合っていくと、自分自身の中にある小さな、大きな「こうじゃなきゃ」と思っていることに気づくことができるようになります。

そしてそれが自分の気持ちが不快感や寂しさ、悲しみや怒りに触れた時でも、他者に対してその感情の矛先を向けるのではなく、その気持ちに触れた自分自身の本当の思いを紡いでいくことができると思います。

***
つい先日、友人のある行動に不信感を抱きました。正直心の中にはモヤっとボールが大量に投げ込まれました。笑(モヤっとボール知ってるかな?)

そこで投げやりにならずに、モヤッとボールを眺めてみることにしました。その元を探っていくと、中学生の頃に体験した人間関係のトラウマな出来事が浮かび上がってきました。

あの時の私は、辛くて向き合うことができなかった自分の気持ちを全て「なかったことに」「自分さえ我慢すれば良い」ということでその時の出来事に重い重い蓋をしました。そしてそれは大人になってからもずっと何かが起きるたびに、「我慢」または「無視」を選択してきました。

約20年ぶりにその重い蓋を開けることになるとは思いませんでした。ただ、今回の私は、その重い蓋を開けるチャンスをくれた友人の行動に感謝せずにはいられませんでした。きっと解放したいと願っていたことなのかも知れません。

あの時、私がものすごく嫌だったけど「こうじゃなきゃ」という自分の本心とは遠いところの選択をしたことによって、ずっと心に抱えていた傷。

それをまた起きる出来事は違くても、感情の味わい方は同じように再現してくれている。
ただ、あの時と今で違うのは、今の私は隠してた本音をつまみ出してあげる方法を知っているということ、自分とゆるゆると向き合って許して認めてあげられるようになれているということです。

たくさんノートに想いを綴れる機会が巡ってきた、ついに手放せるのね。
そんな感覚です。
ノートに溢れるたくさんの想いは私の心をどんどん軽くしてくれました。

***
この話が例えになっているかは正直わかりませんが、笑
自分の中にたくさんある「こうじゃなきゃ」という考え方に気づく時は痛みがちょっと伴うかも知れないけれど、自分の本当の気持ちと向き合う大チャンスで、自分の心を最大に癒せるとても大事な出来事と思います。

他責になりがちな人も、はたまた自分を責めがちな人も、その両方ともが不必要であることに気づいて、自分の本当の心の声に耳を傾けて自分らしさを輝かせてほしいです!

共感してくれる人に届きますように♪

chari



サポートしていただけるととても嬉しいです♡夢を実現させます!