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良かれと思ってしたことが必ずしも相手にとって良いこととは限らないことを知る

きっと力になるかも知れない。あの人の力になりたい。

そう思って誰かのためにしたことが、そうでないことって案外多いと思います。

そして、そうでなかった時にしてあげた側が「どうしてなんだ!!」と苛立ちを抱えてしまい、次第に関係にヒビが入り、トラブルにつながっていくことが多いなと感じるのです。

その状況を俯瞰してみていると、とても勿体ないトラブルのように見えてもしまいます。
シンプルに助けたい思いで手を差し伸べようとしていた本来の思いが、いつしか期待に変わってしまうとどんどん事は複雑になっていきます。


・自分にとっての当たり前を相手にも押し付けてはいないだろうか?
・自分のやり方はうまくいくから相手にとってもそのやり方は絶対にうまくいくと思い込んではいないだろうか?

この視点を持てるか持てないかで、目の前で起きている出来事に対しての見方は変わるはずです。

助けたい意味合いで、ここでのルールを教えたり、やり方を教えたり、立ち回り方を教えたり、その上でこうすると良いんだよというアドバイスをすること自体は、きっと発信した側も善意があってのことだと思います。

ただ、そこに期待はのせないことが必要だと思うのです。

相手に対する期待が、答えや見返りが欲しい気持ちを生むのだから。

こんなに根回ししてあげたし、起きうることを想定して伝えたのに、たくさん準備して伝えたのに、”わたしはこんなにしてあげたのに!!”

そう思うときには、自分の気持ちを押し付けていないか今一度確認するときであるなと私は考えます。

あくまで自分の考えややり方の一つを伝えただけで、それをどうするかは相手次第であるということを心にとめて、相手に想いを伝えられればいいのかなと思います。

そもそもひとりひとり違う価値観や考え方をもっているということ。
集団の中ではその集団のルールに従わなければならないからといって、それを理解するのに時間がかかる人に対して、「こうすればうまくいく」という方法を投げかける前に、

そもそも別の価値観や考え方をもった1人の人間であるということを振り返れば、自分のやり方が相手にとってベストとは限らないと気づくはずです。

それができるようになった時、相手のためにこれだけは・・・と心の底から思った時にとる行動がガラッと変わっていくのだろうなと思う今日この頃でした。

今日もみなさんがハッピーに過ごせますように♡

chari

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