ラブライブ!楽曲感想まとめ

5年ぶりくらいにラブライブ!楽曲を聴いたら、「ハマる」曲が変わっていたり、聞こえ方が変わったりしていて、自分の趣味の移り変わりを実感しました。やはり昭和~平成初期のアイドルソングを聴きまくっていたからなのでしょうか。Lily Whiteとかそのへんですもんね。

1.「Mermaid festa - vol.2 ~Passionate~」(作曲・編曲:山﨑真吾)

わたしがラ!で一番好きなのはこれです。ジャニーズでもそうだけど、やっぱりアイドルとラテンポップの相性ってメチャクチャ良いんですよね。でもこの曲はキーボードの入れ方がオシャすぎて、単なるどんちゃんライブ向きラテンポップに収まらない感じがたまらないです。哀愁のバランスがうますぎる。この人はラブライブだとこの曲しか作っていないんですが、

この方が作曲したデレステの「絶対特権主張します!」とかもよく聴いたらエレピやストリングスでいい感じにパッション!と哀愁のバランスが取れているただのパッション曲ではないことに気づきました。山崎さんのつくるパッションな曲って絶対夕方~夜くらいの感じがする。


ちなみに真昼間元気お祭りドンチャンラテンポップといったらHey!Say!Jumpの真剣SUNSHINEとかを挙げたい。これはテクノみ強いけど。

2. 「恋のシグナルRin rin rin!」(作曲・編曲:須田真吾)

タイトルだけ見ると、ハイハイ、オタク向け電波ソングね~ちょっと聞くの恥ずかしいワ~なんて思ってしまいそうになるけど、それは半分間違っている(が、半分正しい)。もちろんサビやら間奏だけを聴いているとモータウンビートやウキウキピチカートでキラキラカワイイTHE!王道アイドルソングですね。けど、このサイケなイントロはなんなんですか!??!?!?!?そして何事もなかったかのようにウキウキアイドルポップに入るの怖い。おっさんがアイドルの着ぐるみ入ってるみたい。

まあはちみつロケットも「アイドルの歌なんてみんなおじさんたちが書いてるのよ」って言ってるしね(唐突な布教)。あとちょっと話からそれるけど、この曲を書いてる小西さんは「アイドルばかりピチカート」というアルバムをプロデュースしてます。やっぱりピチカート=アイドルよね~という。それだけです。脈絡がない。

3.「輝夜の城で踊りたい」 (作曲・編曲:佐々倉有吾)

イントロのギタースクラッチとカッティングめっちゃかっこよすぎる。そういえば千本桜みたいな和ロックって結構流行りましたけど、この曲はゴージャス和ディスコ歌謡って感じでしょうか。佐々木さんはものすごくキャッチ―なコテコテメロディを作ることで(私の中で)有名なのですが、これとか特に個性がバーン!!!って出てますね。そしてこれに4つ打ちノリノリディスコビートでアレンジしてしまったのも佐々木さん。恐るべしがすぎる。

和ディスコ歌謡は80年代にもありますが、やっぱり佐々倉さんのメロディーはどうにも独特で似てる人が探せなかった。でも雰囲気としては私の中でこんな感じだと思う。

4.「春情ロマンティック」(作曲・編曲:佐々木裕)

ウーーーンアレンジが豪華!!!!Lily Whiteの曲ってバックが(多分)生音のことが多くて、めちゃくちゃ聴きごたえがあるんですよね。80年代とかあのへんの昭和歌謡って基本音楽番組だと生バンドがつくんですが、それを見越している感じ。どの音楽番組に出しても恥ずかしくない曲(は?)。時代が時代ならお茶の間のヒットソングになっていたと思いますし、なんならこんな感じの曲を水樹奈々が紅白歌合戦で歌ってましたね↓。春情ロマンティックに情熱とか強さを足した感じでしょうか(テキトー)。

5. 「Shangri-La Shower」 (作曲・編曲:倉内達也)

ライブだったらノレない。テンポめっちゃちょうどいいけどノレない。なんだろうこの不気味な感じは。王道っぽいはずなのになんかつかみきれない和声で、田中秀和の曲を聴いてるみたい。あと途中でコードが階段降下してるのがまふまふっぽい。和声詳しい人だれか解説してください。でもやっぱりこういう不安で不気味な感じの曲ってアドレナリンがドバドバでちゃうんですよね、解決してほしくてしょうがなくなる感じ。よくアイドルソングでこれをやろうと思ったな...

余談ですが、この曲を作った倉内さんは私のダイスキコンテンツ「マクロスΔ」に楽曲のストリングスアレンジで参加しているのですが、そこでもヤバい仕事をしているのできいてみてください。

このダイジェスト版だと冒頭の「恋! ハレイションTHE WAR」、中盤の「絶対零度θノヴァティック」、その次の次、「ワルキューレは裏切らない」とかが倉内さんアレンジです。え!?そこそんな出ちゃう!?と思わせるぶっとび独特アレンジです。

6.「Hello, 星を数えて」(作曲・編曲:山口朗彦)

オタクホイホイな曲だと見せかけ、全人類を引きずり込みそうな曲。モダンジャズとクラシックとアイドルソングの融合ですね。天才。ミュージカルソングにかわいいピチカートやら木琴シンセ、アニソンストリングスをもりもりに加えて、もう会心の一撃って感じですね。そんな情報量が多いとオタク死んでまう。

ハロ星からアイドルソング要素を抜いたらこんな感じ、というか元ネタこれなんじゃ???(こじつけ)

おわりに

というわけで、ラブライブ6曲+関連楽曲7曲の計13曲を紹介してみました。音楽単体で語るのってむずかしい。私の場合、音楽的な語彙が虚無なので似てる楽曲を引っ張り出していくとうまく喋りやすいんです。引っ張り出された方はたまったもんじゃないと思います。ごめんなさい。みなさんもおススメの曲があったら私に教えてください。基本何でも聞きますし、ある程度まとまったらビートルズの時みたいにまとめて感想も書こうかな~と思います。わくわく。






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