駄・随筆 第六回「ねこじゃらし」

メンバーから雑なテーマを貰い、そのことについて徒然なるままに駄弁り散らす。それが「駄・随筆」。

第六回、テーマは「ねこじゃらし」。

こんちは、ヤマモトです。このコーナー、毎回メンバーにLINEで「お題ちょーだい」とだけ言って、即行で返信されたコトバをテーマに、つらつらりと書いているのですが、今回はテーマが「ねこじゃらし」ときた。正直、生まれて此の方、ねこじゃらしに何ら感情を向けたことは無いので、マァ書くことが無い。いや無いでしょう、普通。ほんだら、「ねこじゃらし」でnote書けますか、アータ?そもそも、大学生になってヨコハマに来てからは殆ど見かけなくなったから、ここ数年恐らく目にもしてない。地元、浜松ではよく見かけたんですけどね。家の周りに群生してましたわ。


いや、もうこんくらいよ。書けんのは。

てなわけで、書く内容を探るべく「ねこじゃらし」でサーチ。我らがWikipediaに拠れば、ねこじゃらしとは、イネ科の一年草。犬の尻尾に姿が似ていることから、「狗(いぬ)の尾の草」と書いて「狗尾草(エノコロクサ)」と言うそうな。猫の目の前でふりふりすると猫が戯れるから「ねこじゃらし」と呼ばれるようになった。

ふむ…。恐ろしい…。これは恐ろしい事態である、諸君。我々が普段「ねこじゃらし」と呼んでいるかの植物、真の名は「狗尾草」というらしい。分かりませんか。

つまり、彼ら、犬のサイドの者だったのである!!!なんということ!!!彼らには犬組としてのプライドがあるのだ!その名に刻まれているのだ!!「イヌッコロ草」が転じて「エノコロクサ」なのだ!!!それが今となってはニンゲン共に勝手に「ねこじゃらし」と呼ばれ…。なんたる屈辱…。犬組の組長、スヌーピー様と盃を交わし、背中には101匹のダルメシアンの刺青。わんわん物語のレディに恋をしては敗れ、ドルーピーに慰めてもらって。息子の初めての誕生日にはトイストーリーのあのびよんびよんってなる犬のおもちゃあげたりして…。組に尽くしてきたそんな彼(狗尾草)が、あろう事か猫をじゃらす道具として呼ばれているなんて…。酷だよ。酷だよ、お前ら!嫌だろ、神様が人間のこと「セックスマシーン」とか呼んでたら!そういうことだぞ。あ、違う?マァ兎に角、金輪際、あの植物のことを「ねこじゃ○し」と呼ばないでください。アレは「狗尾草」です。

めちゃくちゃ余談ですが、重機で使われるキャタピラってあるじゃないですか。アレ、正式名称は「無限軌道」だそうで。そっちの方がかっちょええので、今後は「無限軌道」でいきますか。

そんな感じです。ばいばい。

Hound Dog / Elvis Presley



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