長く活躍するために、メンバーの持久力と胆力の維持に投資する社内制度の設計思想
こんにちは。ヘンリーCEOの逆瀬川です。
ヘンリーが扱う医療DXの分野は四半世紀進化のない業界です。このようなディープで大きな事業テーマにおいては、個々のメンバーが長く働くことが大事なため、会社としても「多様な働き方」と「働きやすさ」に投資しています。
事業については、共同創業者が書いたnoteを参照ください。
ディープな事業テーマと働き方の関係性
ディープな事業テーマと働き方の関係性について、まずお話します。
キーワードは、「知的資産の積み上げ」と「長期戦」です。
知的資産の積み上げ
ディープな事業テーマでは、企業レベルで知的資産を積み上げて行くことが大事です。ヘンリーの場合ももれなく重要で、メンバー全員の診療報酬と医療現場の知識が既存事業の競争優位性になるだけではなく、深い医療現場と制度の知見が新たな事業の創出へと繋がります。
長期戦
テーマの多くがもう何十年も解決されてないテーマだったりするため、開発難易度も高く、それに伴い開発期間が長くなりがちです。実際、ヘンリーの場合も、病院版の電子カルテ・会計システムの開発に3年要しています。
設計思想 | HP(持久力)とMP(胆力)をキープする
長期戦を戦い抜くためには、メンバーが出来るだけ長く、そしてモチベーション高く健康に働くための仕組みを構築していくことが経営の大切なテーマになります。
私含め、各メンバーが事業テーマに挑み続けるマラソンを走り抜く持久力(HP)と胆力(MP)をキープし続けるためにはどうすればいいか考え、制度と働き方のルールを構築しています。
多様な働き方を生む制度の一部を紹介
現状運用している働き方のルールや福利厚生などの制度は、「フレキシブル・ワーク」、「健康サポート」、「リフレッシュ」の3つのテーマに分類されています。結果として、とても「多様な働き方」を生んでおり、様々なバックグラウンドの人が活躍しやすい状況も生まれるなど副次的効果も出てきています。
弊社でも活用されている制度の一部を紹介します。
フレキシブル・ワーク
働く場所を問わないため、現在、岡山、奈良、上海など様々な場所からメンバーが働いています。
フルフレックス、週3社員など、個人のニーズに合わせた働き方が可能です。
🦸🏼♀️ 週3社員
個人としてチャレンジはしたいが、仕事でもチャレンジをしたいメンバーを応援するために、兼業前提の週3社員制度を取り入れています。実際2名のメンバーが週3社員制度を利用しています。
時期によって稼働の増減の調整を可能にしており、個人の事情等に合わせてコミットメントを調整出来るようにしています。
当初情報やパフォーマンスの格差、働きすぎなどの懸念がありましたが、2年以上運用しており現在ではだいぶ安定して働ける様になってきています。
週3社員のチャレンジの例は下記noteを参照ください。
健康サポート
長い期間チャレンジをし続けるには、知力に加えて体力も必要となります。体力づくりと健康促進に投資する内容となっています。
ex. 健康増進手当、健康診断・予防接種補助🚴🏻♂️ 健康増進手当
ジムなど、月5,000円まで健康目的で使った金額を会社が負担する制度です。現在、複数名のメンバーが利用しています。ジムだけではなく、最近だとキックボクシングなど用途が幅広くなってきています。
リフレッシュ
長く働くためには、仕事だけではなく家族との時間やプライベートでリフレッシュすることが重要だと考えます。
産休・育休など基本的な制度はもちろん、リフレッシュ休暇なども制度として用意しています。
🐝 リフレッシュ休暇
新たなチャレンジに向けたリフレッシュを目的にする制度で、2年働いたら1週間休みを取ることができます。
その他、仕事のパフォーマンスを上げるためのPC支給制度や技術書購入制度など福利厚生もあります。より詳細を知りたい方は、Culture Deckをご覧ください。
福利厚生などはついついあったらいい制度を充実しがちですが、大事なのは目的に応じて制度やルールを充実していくことだと思います。まだまだ制度としては試行錯誤な面がありますが、設計思想である「HP(持久力)とMP(胆力)をキープ」し、長く活躍できる仕組みをよりベターなものにしていきたいと思っています!
詳細を聞きたいという方や、ヘンリーで働くことに興味があるよ!という方は、ぜひカジュアルにお話しましょう!