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軽度だが深刻な統合失調症

 昨日の記事の一部に書いたフレーズだけども、
 それが実際のところ如何なるものかについてまとめてみる。
 (注:主治医からの正式な診断名は「非定型精神病」ですが、
    正式な病名と認められておらず、
    その存在を否定する専門医もいますので、
    自己診断で対人説明用に利用している病名です。

 注2:あくまでも私、偏光の個人的な症状である事にご留意下さい。
    同じ病名を持つ方でも症状は人によって異なります。
    とは言え、

   「そう! 今まで言葉に出来なかったけどそんな感じ!」
   と思って下さる類似症状の方が、
   もしかしていましたら感激の極み。
   こうした文章も無益ではない事でしょう。)

(文字数:2400文字)



軽度、とは何か

  あくまでも、私の場合ですが、
  誰か他人がいる場合には出て来ません。
  少なくとも顔に名前を知る人が一人でもいれば全くです。

  プログラマー時代も出勤残業休日出勤こなしてましたし、
  幸いにして見た目楽しそうに自由そうに見えるらしく、
  同僚に話したとてまず信じてはもらえません。
  そういった意味ではコントロール下にあります。

深刻、とは何か

  帰宅途中の夜道で一人になった途端に、
  右肩側の首裏から後頭部にかけて、
  黒くドロドロした固まりがへばり付いてくる。
  (幻覚、として見えているわけではなく、
   そうとしか説明しようがない身体感覚に襲われる。)

  ソイツが私の今日一日の言動を、
  微に入り細に入り徹底的にダメ出ししまくり、
  挙句には「死ね! 殺す!」と怒鳴り出し、

  実際に物理的な両腕を支配して、
  私の頭を殴る殴る殴る。
  両手だけじゃなく時に分厚い本とか。
  やめて鈍器はマジで死ぬから。
  首も思い切り締めてくるから意識が遠のく。

  コイツが10歳頃から37歳くらいまでほぼ毎日続いてたんだ。
  力加減に当たりどころが悪ければ死んでいた可能性大。
  ってか運良く助かっただけでこれまでに、
  3回は死んだと断言できる。

  他人と接する機会に人数が増えれば、
  それだけダメ出しも増え執拗になるので、
  接客業なんぞに手を出した一年間の方が、
  土日返上で働いてたブラッキーなプログラマーよりもキツかった。

  その当時はさすがに見た目もおかしかったと思うけど、
  今思えば某中古車販売業Bに吸収合併される直前のHだったから♪
  同僚もお客様も取り立てて誰も嫌いじゃないのに、
  悪化していく社内の雰囲気をひしひし感じての事だろう。

対人説明が実に厄介

  徐々にクロコ(黒いゆきこ)と名付けてお友達になっていく、
  右側首筋裏の(発症当時は)ヘドロゴミなんだが、

  クロコが言ってくる事をそのまま口にしたら、
  「そんなに自分を責めないで」
  ともちろん心配されるんだけども、

  困ったことに私自身は自分大好きで自信もバリアリなので、
  親身になって心配してくれた人ほど後ほど怒らせてしまう。

  仕方が無いのでクロコの存在を明かし、
  「コイツがこう言ってくるんです」と三人称で語ったとしても、
  優しい人は「なんてひどい人。そんな言葉信じないで!」
  と一緒になって怒ってくれるんだが、

  クロコにとっては世のため人のため地球環境のために、
  私は真剣に死を願い実行するのが紛れもなく正義であり、
  そこに疑いを抱く事すらも許されないので
  (ほらほら。理屈じゃないんです。病気なんですよだから汗)、

  自分のクズ度合いを正確に伝えず嘘をついたなと、
  一人になってからの攻撃がますます悪化するという……。
  だからホント鈍器だけは頼む握るな。

  断捨離なんかやろうものなら最悪ですよ。
  クロコにとっては私が好きになったものもゴミですからね。

  ゴミである私が所有するもの創作したもの、
  原稿が記録されているハードディスクも全てゴミですからね。
  徹底的に破壊しやがるんですよ。泣きましたよ。ええ。
  泣いたとてやったのも自分(の一部)なんですよ。絶望すよ。

  ……とこの状況が説明出来るのも、
  pixivに登録し細々でも既読歴がついて、
  noteに登録し感想を寄せてくれる人も現れて、
  徐々にクロコが暴れる間隔も間遠になってくれたおかげなんだ。

  ありがとう創作活動。いやマジで。
  ハードディスク破壊後はいよいよ死ぬ寸前だったからな。

  そこでなんでかいきなり某出版社様から連絡が来て、
  当時は某社様も絡んでいたpixivに登録したわけだ。
  結果仕事等には繋がらんかったけど命は繋がった。サンキュー!

病気でもまぁ悪くはなかったこと

  本当のところ虐待被害の後遺症であり病気と思いたくもないんだが、

  おかげで脳領域を余すところなく使えている感覚はある。
  とは言え外に見せられるのは三分の一なので
  (クロコ以外に10歳女子がもう一人いる)、
  外側からはやる事なす事中途半端に見えるだろうけども、

  日常生活と同時に脳内で小説の内容も進行しているし
  (少なくとも配偶者には接していて違和感が無いらしい)、

  新しい情報をインプットしても同時に裏側について考えたり、
  これまでに貯めた情報を連想したりもしている。
  こうしたものから私の小説もおそらく着想を得ている。

  何より「有り得ない」「信じられない」話が存在しない。
  人によってはそういうこともあるんだろうなと、
  まずは受け入れながら聞いていられるし、

  同じ話を繰り返されたって全然平気だ。
  むしろ前回との差分やそれにより強調された部分を楽しめる。
  繰り返すくらい相手にとっては大事な話なんだろ。聞いてやれよ。

  だから私多分対外的には良い人よ。相当。

  そんな私でもクロコ抱えているわけだからして、
  誰がどんな経験を経てどんな苦労抱えてるかとか、
  表面だけじゃ分からんのよ。ホント。

以上。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
  

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