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ブロックチェーンの特性を活用した「学びの場」とは。全世代が参加できる場が欲しいです。

文科省のScheem-D事業に提案した「ブロックチェーンの特性を活用した教育の向上」アイデアが採択され,実装に向けていろいろ考えている.

渡辺 隆行氏のnoteより

渡辺 隆行氏の大学教育の組織的な変革に向けての提言が採択され、氏が「まずは教育とは何かを考えてみたい」ということでまとめられたnoteが以下のものです。


私は全くの素人ですが、長年社会の様々なシステムの中で、教育というものがとても時代遅れで、新しい社会の変化にも全く対応できていないこと。
子供たちの学びが今、とんでもない方向に向いているのではないかという危機感を持っています。

そして、還暦を前にしてまだまだ私たち世代も学び続けなければならない今、web3のムーブメントと、その技術であるブロックチェーンを用いた「教育改革」のシステムの中に、「全世代」を取り込んだDAOというイメージで教育の世界が進化してくれればと思っています。

4.1 トークンの役割
(資産価値を持つ)トークンの基本的な使い方は,法定通貨と交換できたりブロックチェーンのシステム上でより価値があるものを購入できたりする,貨幣としての役割を持たせることであると思う.

渡辺 隆行氏のnoteより
(以下同じ)

私たちシニア世代がオンライン空間上での繋がりの中での「学び」を考えたとき、学ぶことと同程度またはそれ以上に「様々な世代の人たちの繋がり、同じ興味・関心で学びあうことの喜び」というものは、お金を支払ってでも体験したいと思う人たちは多いと思います。
現在学ぶためには、体力がなければ学びの場所へ通うことができません。(一部通信教育はあっても、リアルに会わないと会話はできない)
私のように外出が不自由だと、「ともに同じテーマで語り合う」ということの機会はまず無いのが現実です。

これからの高齢化社会、体力が無くなってきても自宅で仲間と学べるというのはとても魅力的です。

その「学びのDAO」に価値があると思う人の中には、若い人たちのために出資してもいいと考える人もいると思います。

私なら、「学びのDAO」で学ぶこと以外に様々な世代を超えたイベントが開催されれば、お金を払って参加してその「参加証明」であるNFTを貰うということだけでも満足感があります。(そのNFTは売れなくてもOK。「持っていたい」という体験の記憶が貴重であれば)


4.3 トークンエコノミー
トークンを用いることで経済的な利益を学習者が得るようなシステムを構築することはできるのだろうか?

教育がユニークなのは,教育は公的な性格が強いサービスなので,自由市場での競争とは異なり,国や地方自治体などが教育サービスに補助金などの予算を出していることである.つまり,Web3教育社会に公的組織から資金が流入することを期待できる.この資金を用いて,発行したトークンを買い戻せば,インフレにならずにトークンの価値が上がることが期待できる.すると,この価値が上がったトークンを得るために学習に取り組む外発的動機が生じる.

「公的組織から資金が流入することを期待」するとともに、やはり学びの場を全世代参加をイメージしてDAOを構築することで、より多くの資金が若い人たちの教育資金になるし、様々な世代が繋がって、それぞれの体験を共有することで、今のような同世代での学びよりも、多くの体験を短期間で得ることも出来る。

なにより、楽しい。


ブロックチェーンの特性を活用した教育の向上

スピード感を持って、取り組みが進むことを期待したいです。


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