見出し画像

【登壇者紹介】1/21(日)「トルコ・シリア大地震から1年 〜シリア被災地支援の成果と課題〜<支援団体・アカデミアからの提言>

【日時】 2023年1月21日(日)14時〜17時+懇親会(1時間)
【参加申込】
https://syria-support-2024.peatix.com



青山 弘之氏
(東京外国語大学教授、サダーカイニシアチブ発起人・代表)

1968年東京生まれ。東京外国語大学教授。東京外国語大学卒。一橋大学大学院にて博士号取得。シリア地震被災者支援キャンペーン「サダーカ・イニシアチブ」代表。シリアのダマスカス・フランス・アラブ研究所共同研究員、JETROアジア経済研究所研究員を経て現職。専門は現代東アラブ地域の政治、思想、歴史。著書に『混迷するシリア』、『シリア情勢』、『膠着するシリア』、『ロシアとシリア』などがある。ウェブサイト「シリア・アラブの春顛末記」を運営。


太田 昌興氏(株式会社 アレッポの石鹸 共同代表)

シリアの古都アレッポの特産品であるアレッポの石鹸の輸入・卸をする株式会社アレッポの石鹸・共同代表取締役。
2000年に同社へ入社し、日本をはじめとした欧米型の製品開発とは異なったシリアの古くからのモノづくりと生活スタイルに感銘をうける。 アレッポの石鹸はオリーブオイルとローレルオイルを原料とした1000年の伝統を持つ石鹸で香料・着色料・保存料などの添加物を一切使用しないナチュラルな石鹸で、日本でも乾燥肌・繊細肌の方を中心にご愛用いただいている。シリアのオリーブ文化の中でサステナブルに作られおり、シリアを知らない人でも肌を通してシリアを知れる商品です。


高林 博史氏(UN-HABITAT シリア事務所)

1975年東京生まれ。国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所所長。青山学院大学卒。イギリスSussex大学環境開発政策修士、政策研究大学院大学国際開発研究修士。2001年より国際協力機構(JICA)にて、インドネシア事務所駐在を含め、主に東南アジアの日本政府開発援助に携わる。2015年に国連へ転職しUN-Habitatアフガニスタン事務所、ミャンマー事務所勤務、2022年よりシリア事務所で52名のスタッフと共に人道支援、紛争・地震後の復旧支援に携わっている。


爲定 時氏(シリア刺繍ブランド「アハラーム」代表)

2010-2019年 宝塚歌劇団月組娘役として活動。ヒロインを多数務める。2022年よりシリア刺繍ブランド「アハラーム」を運営。月と花を組み合わせた”王道可愛い”デザインの刺繍アイテムを取り扱い、20−30代の女性に好評を得ている。顧客のほとんどは「シリアがどこにあるかすらも知らない」人が多く、アハラームでの買い物を通して、シリアに対してポジティブな印象を抱いてもらう機会となっている。シリア/ダマスカス在住の刺繍作家2名とグラフィックデザイナー1名、イギリス在住の刺繍作家1名の計4名のチームで製作している。


登坂 宗太氏(国際協力機構 JICA 中東・欧州部中東2課長)

1977年山形県生まれ。国際協力機構中東・欧州部中東2課長。東北大学卒。政策研究大学院大学政策分析修士。2001年より国際協力銀行に入行、同行では国立台湾大学留学、北京事務所駐在等を経験。2008年の国際協力機構への統合後、主に中東、中央アジア地域に対する日本政府開発援助(ODA)に携わる。現在はイラン、イラク、ヨルダン、レバノン、パレスチナ、シリア、イエメン、GCCを担当。

松原 康介氏(筑波大学 理工情報生命学術院 准教授)

1973年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(学術)。一級建築士。専門は中東・北アフリカ地域の建築・都市計画史。2006年~08年まで、シリア、アレッポ大学学術交流日本センターで客員研究員を務めた。2009年~12年まで、JICAのダマスクス都市計画プロジェクトに歴史保護担当として参加した。内戦中は、UNDPのシリア人専門家トレーニングに参画し、東北被災地や広島等をシリア人とともに語り歩いた。主な著書『地中海を旅する62章 歴史と文化の都市探訪』、ロス・バーンズ『ダマスクス 都市の物語』『アレッポ 都市の物語』(編訳)


中野 貴行(NPO法人Piece of Syria 理事長)

2008-10年、青年海外協力隊としてシリア・アレッポ県で活動。2015年から難民になったシリア人やシリア支援団体を訪ねて、中東・欧州10カ国を訪問し、100人以上から話を聞く。その経験をもとに、2016年「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指して、シリア支援団体Piece of Syriaを設立(2021年法人化)。支援が届きにくい場所への教育支援と、シリアの課題より魅力を伝えることを大事にした講演・写真展を通じた平和教育活動を行なう。2023年、ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。


東京外国語大学 公認サークル シリア研究会

紛争下のシリアで、ダマスカス大学の日本語学科がネイティブの日本語講師不在のまま日本語の勉強を続けている、という新聞記事を当時の部員が目にしたことをきっかけに、シリアのために何かをしたい、という思いから2012年春に発足。ダマスカス大学やアレッポ大学の学生への、インターネットを通じた日本語の授業、シリア難民の方々との手紙のやりとりなど、草の根的な交流活動を行った。 現在は、広く中東地域と日本をつなぐプラットフォームになることを目標とし、地域の言語や文化について学ぶ学生だからこそできる、文化交流活動を行っている。現在34名の部員が所属し、アラブ料理会、アラビア語や詩に関する勉強会、また東京外国語大学で毎年11月に行われる外語祭への出店など、幅広い活動を行っている。


西大和学園 Make People Smile

奈良県の⻄⼤和学園39期⽣(2024年現在中学校3年生)を中⼼とする有志のボランティア・チーム。2023年2月のトルコシリア地震の被災地⽀援活動を機に結成された。「地域、⺠族、宗教の違いを超えて、困っている⼦どもに寄り添い、笑顔にする」をテーマに「⼦どもだからこそ出来る、⼦どものための社会貢献活動に取り組む。

https://www.instagram.com/mps.0214


鈴木 啓之氏(東京大学 大学院総合文化研究科 特任准教授)

東京大学大学院総合文化研究科スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授。著書に『蜂起〈インティファーダ〉:占領下のパレスチナ1967–1993』(東京大学出版会、2020年)、共編著に『パレスチナを知るための60章』(明石書店、2016年)。2007年3月、大学一年生の時に中東の国として最初に訪問したのがシリアだった。習いたてのアラビア語がなかなか通じず悔しい思いをし、市場では百戦錬磨の商店主たちに完敗した。「いつでも行ける国」であったシリアに、再び気軽に訪問できる日が来ることを心から願っている。



読んでいる方が「面白い!」と思ってもらえるような形で、私たち国際協力夫婦らしい形でサポートを使わせて頂きます。めぐりめぐって、きっと世界がHappyになるような形になるように!