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宇宙人はいるかいないか論争

アメリカの民間の宇宙船開発を手掛ける企業、スペースXが開発した「クルードラゴン」がISS(国際宇宙ステーション)とのドッキングに成功したらしい。

宇宙といえば、元ZOZOTOWNの社長である前澤社長が宇宙旅行へ行くとのことで話題になった。

私は宇宙にさほど興味がある人間ではないが、ロケットの開発や発射成功などのニュースを見るたびに、何か時代が変わるんじゃないかとワクワクしている気がする。

Youtubeにしろ、Googleにしろ、これらが生まれてなかったとしたら、、もし生まれていたとしても物凄い汚い心の持ち主の元に生まれて、何もかも無料で使えないサービスだとしたら、今の世界は全く違う形になったかもしれない。

もちろんイスラム国の処刑がネットにアップロードされたり、無料でプライバシーが侵されるサービスが充満しているが、それをもってしても、自動翻訳であったり、適正に使えればものすごく生活の質を向上させたと思う。

そして宇宙へ行けるようになるということは、Googleが生まれたインパクト以上に、世界全体を変化させるようなインパクトを生むかもしれない。

なんでも最初は軍事利用でテクノロジーが発展するというのは、歴史的に見ても当然のことではあると思う。

ノーベルのダイナマイトにしろ、インターネットにしろ、そしてこれから開発される宇宙にしろそういうものだと思う。

ただスペースXというのは民間の会社で、今後はどうなっていくのかわからない。ブラックホールの写真撮影に成功したり、宇宙分野はもう私達の予想以上に身近になりつつある。

宇宙に行けたら何をしたいだろうか。実際、宇宙に行くというのはただ宇宙に行くということだけではなく、地球では出来ない無重力下でこそ行える医薬品の研究開発などが進められるという利点もある。

宇宙はもともと人間がいた場所ではない。人間がどうやってできたかには、いろいろ宗教的なものがあるかもしれないが、私達は地球で生きていていながら、自ら環境を破壊して生命存続の危機に陥るという滑稽な姿は、宇宙人にはどう映っているだろうか。

みなさんは宇宙人はいるとおもうだろうか。

私は宇宙人はいないとおかしいと思っている。

私のかなり古い知識で、現在は間違った知識かもしれないが、宇宙はめちゃくちゃ広いらしい。それはもう光の速さで何億年というとてつもない広さらしい。

子供の頃に何億光年という単位が距離の単位と知った時は衝撃を受けたが、そんな場所に何かがあることを予想はできても実際に行って観察するということは難しいらしい。

地球というのは人間にとってこれだけ大きいと思っていても、宇宙から見れば塵のようなものらしい。

地球は太陽系というグループに所属しているが、太陽系というくくりの大きさで見ても、宇宙から見ればまだ塵くらいのレベルらしい。

だとすれば確率的にいると考えるのが普通だろう。

私達がなぜこのような今の姿で人間として生まれたかわからないが、きっと何かがこの姿がいいと思ったのだろう。

なぜ人間だけが高度な知性を持って、地球をコントロールすまでに至ったのかわからないが、そういうものも宇宙の研究が進むことでわかる可能性はあると思う。

学生時代はそのようなことについて考えていることが好きな子供だったが、そういう本ばかり読んでいると、【精神世界】とか【スピリチュアル】とか【あなたの運命は変えられる!】だとか怪しい本屋のコーナーに誘われている事に気づいて、深追いするのを自分で禁止した。

ただ、そういう世界も一概に馬鹿にできない。私は全く根拠がないウソは嫌いだが、少しでも有り得そうな仮説を聞くことは結構好きなので、目に見えないものを信じてしまう可能性もあると思う。

オウム真理教の信者はかなりのインテリ軍団で、それも理系のスペシャリストのような人達だったとの情報を聞いたことがある。

なぜそんな科学的知見に長けた人達が非科学的な言動を信じて、犯罪行為に走ったのかは、一節によると、科学的知見に長けている人だからこそ、麻原彰晃の科学で解明できない超常現象を見せられてハマってしまったと本で解説されていた。

科学について知見があったからこそ、それを超えた(ように見えた)超常現象を絶対的なものだと信じたのかもしれない。

自分の目で見たものを信じてしまうことは、ある意味仕方ないことではある。

手品だと言われて見せられれば、人は誰しも目の前の超常現象に疑問を抱くことはない。コップをコインが貫通しようが、サインを書いて破いたトランプが復活して、トランプの山の一番上に出てきても、あぁすごい手品だなと思ってみている

ただ一般の日常生活で何の説明もなしに、500円玉が手の中からどんどん湧いて出たり、ポケットから紛失物がどんどん出てきたら、それなりのパニックにはなると思う。

もちろん手品師の尋常じゃない手先の器用さや、実は目で見えない透明の糸で繋がっていたとか、仕組みを聞けば子供だましのようなものでも、やはり取り込まれてしまうと、ハマってしまうのも理解できる。

冒頭の宇宙人の話だが、宇宙人は我々の目には現状として確認できていない。目に見えないからといってそこに存在がないということではない。

空気があっても、真空でも、ウイルスでも何でも、そこにあっても目に見えないだけで、実際はある。

宇宙人も遠く離れていて、実際に目に見えないだけであって、おそらくいるだろう。宇宙の中の一つの塵である太陽系の中の地球という惑星に生命がいるのだから、他の塵の中にもいると考えるのが普通だと思う。

だが、宇宙人なのか普通の生物なのか、それこそいるのに目で見えない生命体なのかわからないが、何かしらいる可能性が高いだろう。

自分の目で見えるものしか信じないというのは、人を疑うときや冤罪をかけられた時などは良いだろうが、全てに当てはまるわけではないと思う。

そういうのは意外と日常生活の中での意識でも言えるかもしれない。

なにかの嫌いな食材があったとして、そのままだと食べれないけど、カレーに入れれば食べれるとか、あの人なんとなく苦手だけど、誰かと話しているところを見たら印象が変わったから大丈夫になった、とか。

結局頭の中のバイアスというのはその程度のものだと思う。

目に見えていようが、目に見えてなかろうが、その対象物がなにか変化するわけではない。それはたまたま自分に見えてない側面があっただけで、自分の認識が違っていただけだ。

そもそも地球人がいるのに、宇宙人がいないというのもおかしな話ではある。宇宙があることを知っているのに、地球に住む我々は何者なんだという話になってしまう。ベルタースオリジナルでもないのに、勝手に自分たちを特別な存在だと思いこんでいる。

人間がどのように誕生したのかは謎だが、宇宙という大きな虫かごを支配するバケモノが、趣味で飼っている一つのペットが繁殖した可能性もある。

その初代がムハンマドなのかアダムとイブなのか天照大神なのかは知らないが、地震や台風など、宇宙の支配者がテキトーに虫かごを動かすせいで、私達は怯えているが、そういう謎も宇宙開発でもしかすると解けるかもしれない。

私は別に有神論者じゃないが、アリやダニから見た人間がいるとすれば、進撃の巨人じゃないが、人間の捕食者となるような存在がいてもおかしくはない。

昔はバカでかい恐竜がいたと言われていて、それが本当である説がかなり有力なら、時代時代によってたまたま今生きている人間が地球を支配しているように、他の時代や他の惑星の他の時代にも似たようなことが起こり得るはずである。40億年の地球の歴史のたかが数百万年だろう。

勝手に恐竜がジュラシックパークのように猛獣扱いされているが、もしかすると、めちゃくちゃ賢い可能性も無くはないと思う。

それを知っているのは我々の先輩であるゴキブリ様だけかもしれないが、そのようなことを考えていると、土日に何しようかとか、会社へ行くとか、将来何しようとかどうでも良くなってくる。

我々はただの生物の一種にすぎない。ハエとゴキブリと何も変わらない。

たまたま時代と環境が良くてうまい具合に神らしきものの力を借りて進化しただけに過ぎない。

仕事やお金で悩んでいるのもバカバカしい。ただ好きなように生きればいいのに、誰にも強制される権利など無いのに、なぜか人間だと思いこんでいる。

私は自分で自分を日本人だと思っているが、そんなことは誰にもわからない。親が日本人だと思っているから、私も日本人だと思っているが、誰にも証明することは出来ない。

女性は自分の子供を自分で産んだと確信を持てるが、男性はどうやっても自分の子供を自分の子だと証明するのは難しい。

私は何者で、どこから来て、どこへ行くのか。誰にもわからない。

生まれる前の記憶などもないし、死んだ後の記憶がある人間もいない。

火星や他の惑星に移住する日が来るのかどうかわからないが、本当に種の起源というレベルで、歴史の教科書の最初の最初くらいの1ページが宇宙開発でもたらされるとすれば、移住した彼らが本当に宇宙人になっていくのかもしれない。




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