見出し画像

憂世離れするなら、年末年始に旅に出よう。3つのおすすめポイントと旅行先

2023年も来月で終了。「年末年始の過ごし方」の話題が聞こえてくる時期になりました。それを聞いて楽しみな気持ちに胸が高鳴る人もいれば、複雑な気持ちになる人もいるかもしれません。親族が集まる機会がある場合は、いろいろな個性の価値観が集まるもの。楽しい時間が過ごせればいいですが、時には価値観の違いで疲れてしまうこともあります。

今年の年末年始は、私は結婚して2回目の年の瀬。家で夫と2人で美味しいものを食べてゆっくり過ごす予定です。38歳で結婚したので、これまでの独身時代、年末年始は、会社員として一年働いてきて、堂々と休める貴重な長い休暇でした。お正月ムードから離れて「時間もお金もまるごと自分のために使いたい!」という思いが強く、旅に出ていることが多かったです。そんな旅行好きの私がおすすめする3つのポイントとおすすめの旅行先について書いてみます。

おすすめ1 離島に行こう
離島出身の方にとってはもしかしたら違うかもしれませんが、物理的に本州から離れると「遠いところまで来たなあ」と達成感も感じられ、非日常感は割り増し。おすすめは、小笠原諸島(東京)と五島列島(長崎)。
小笠原諸島は、行くのに時間がかかり、船の本数が少なく、6、7日以上の休みが無いと行けません。だからこそ年末に挑戦するのもアリだと思います。小笠原諸島の自然は別格です。私が行った10年前はコンビニも無く、ネットの電波も通じない中、本州では見られないような動植物や美しい海や山の周りで、非日常の感じが楽しめました。一方、五島列島は、飛行機で行けてレンタカーで周りやすいので快適です。魚介も美味しく、地元の方と同じようにスーパーの初売りに並んだりしたのがよい思い出です。小さめの島だと、日の出スポットに行きやすいのもいいです。

おすすめ2 貧乏旅でもOK

日の出が綺麗に見れたり、初詣に人気の神社の近くなどの宿は、予約が取れなかったり、宿泊代が高額になります。安いビジネスホテルで、食べ物を買い込んで映画や本を見ながらお籠りするのもアリ。私は雪景色が見たくて、JRの青春18きっぷを買い、年末年始の冬の東北をひたすら電車で周ったことがあります。方言の会話が聞こえてきたりして、車内も楽しめました。


おすすめ3 海外もいい

海外の航空券は、クリスマス付近は取りづらかったりしますが、年末年始ならまた違うかもしれません。南半球なら季節が違いますし、年末年始のお祝いムードがあるのか無いのか、日本との違いを確かめにいくのも面白いかもしれません。私のおすすめは、オーストラリアと香港。
オーストラリアは、南半球で季節は夏。友人たちと食べ物を持って大勢の人が集まる公園で打ち上げ花火を見ながらカウントダウンに参加し、賑やかに新年を迎えました。香港では、大晦日に香港ディズニーランドに行きました。装飾やパレードは、クリスマスムードが大晦日になっても続いているのが日本と違うなあと驚きました。

年末に旅に出ると、帰ってきたら年始。年を跨ぐだけでもなんだか時空を旅しているような感じがあります。お正月ムードの憂世を離れ、旅先でこの一年を振り返ったり、新年に思いを馳せたりする時間もいいですよ。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?