どれだけ一緒に生きられる?晩婚の祈り〜朝食編〜
"晩婚の祈り"なんて、ずいぶん重たい書き方をしてしまった。私は、37歳で当時38歳の夫と結婚して2年目の夫婦二人暮らし。晩婚夫婦の日々は、10・20代で結婚した夫婦より、寿命は個人差あるにしろ、やっぱり短い。この先どれだけ夫と一緒に生きられるかどうか、いつも頭の中にある。
妻の私は現在妊娠中。妊婦によくある不調(便秘やダルさ)を改善したく、先月から今月2月にかけて、食事の栄養バランスを整えることにハマっている。食事のバリエーションが増えて、お腹の中の子と私だけでなく、これは夫の健康のためにもなるなと使命感が湧いてくるようになった。夫は、あまり身体が強くないので、1食1食でなんとか1日でも長く生きてもらいたい。祈るような気持ちで、料理の支度をする。
分子栄養学を学んだ方のセミナーを受け、栄養バランスを視覚化するために、「あすけん」というアプリを使う。そこに食事内容を入力すると、脂質・たんぱく質・炭水化物のバランスが見られる。それらを不足しすぎず超過しすぎないところを目指すと100点が取れる。(100点を取るためには食事だけでなく運動も必要)前は72点や80点だったのに、100点を取れるようになってきてとても嬉しい。献立を考えたり、食材を変えてみたり、量を調整したりするのが楽しい。
変わってきた食事
以前は、朝に無理してたくさん食べなくていいと思っていた。例えば、味噌汁とご飯のみとか。それが、一食ごとにバランスを取っていくことが大事だと学んでから、たっぷりとした量の朝食を食べるようになった。ごはんは多くみえるけど、小盛りの120グラムを量って食べている。
便秘解消のための食物繊維として、切昆布やわかめなどの海藻を必ず取り入れるように。
時々は、パンの日もある。パン+バター+卵の組み合わせは脂質が高くなりがちで組み合わせが難しいが、なんとか昼と夜の献立でバランスをとり100点に着地。でも実はこの日はお腹がパンパンになってしまって反省。豚ヒレは、栄養価が高いが、なかなかお腹にずしっと来た。
食生活は一生続くもの
妊婦には食べすぎてはいけない食材や、カフェインや添加物、多量の塩や油を避けるなど制約があるらしいが、それは妊婦以外の人にも大切なことだ。食生活は一生続くもの。食のバランスを見直したら、もう妊婦の食生活についてだけの本を何冊も読み漁らなくてもいいかなと気づいた。
イカやいわしを取り入れる
普段、肉なら豚コマや鳥胸肉、魚なら鯖か鮭に偏っていたことに気づく。恥ずかしながら、特に肉は価格で選んでいた。
豚コマや鯖は脂質を多く含むので、脂質の低いエビやイカ、いわしなども取り入れていく。自分が普段あまり使わない食材での料理は、新鮮で楽しい。
食事のバランスを見直して起きた変化
食事をしっかり取ると甘いものを食べたい気持ちは以前より少なくなった。夫もお菓子を食べる量が減ったかなと思う。あとは寝付きと寝起きが良くなり、以前は夫が起きたあと1時間布団から出られなかったのが、夫より先に起きられるように。あとは便秘もほぼ解消。体重も正常に戻る。そして、夫の給与がアップしたという朗報が。食事のバランスを見直すと自分にも家族にもいいことがあるのだ!ただでさえ短い晩婚生活。これからも一緒に元気でいよう。私の祈りは続く。
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