見出し画像

「仮面ライダー」(第3回ヘイヨーさんのオタク講座)

ガンダムときたら、次はライダーでしょ!仮面ライダー!

最初に言っときますけど、仮面ライダーは語り始めたら長くなっちゃいます。なにしろ50年近くの歴史があるので、本気で語ったら何冊も本が書けちゃうレベルです!

なので、今回はライダーの要素をギュ~っと濃縮してお送りしようと思っています。


仮面ライダーを大きくわけた時の分類

「仮面ライダー」って一口に言っても、いろいろあるんですよ。なので、最初にザックリ分類しておきます。


昭和ライダー

これが一番最初のシリーズです。とりあえず覚えておいてもらいたいのは…

「仮面ライダー1号」「2号」「V3(ブイスリー)」「X(エックス)」「アマゾン」「ストロンガー」

この6人!

他にも「BLACK(ブラック)」「BLACK RX(ブラック アールエックス)」「スカイライダー」「スーパー1(スーパーワン)」とかいろいろいるんですけど、慣れてきたら覚えてください!


平成ライダー(1期)

「仮面ライダークウガ」から「ディケイド」までの10作品になります。しばらく仮面ライダーって作られてなかったんですけど、クウガで復活してから毎年1年ずつ(ディケイドだけちょっと短い)のペースで延々と作られ続けています!


平成ライダー(2期)

「仮面ライダーW(ダブル)」から「ジオウ」までの10作品。基本的には、バラバラの作品なので、この辺の分類はあまり意味がありません。便宜上「平成1期」と「平成2期」にわけられてるだけです。


令和ライダー

「仮面ライダーゼロワン」今のとこ、この1作だけです。この秋あたりから次のライダーが始まると思います。


仮面ライダーの基本

「仮面ライダーとは、なんぞや?」と問われた時、明確な定義はありません。

昔は、ライダーの名の通り「バイクに乗ってる」っていう共通点があったんですけど、「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」の響鬼さんはバイクに乗れません!「電王(デンオウ)」なんて電車に乗ってるんですよ!

「ベルトを使って変身する」っていう共通点もあったんですけど、響鬼はベルト使わずに変身しちゃうんですよ!音叉(おんさ)っていう道具を鳴らして変身します。

昔は「悪の組織を裏切って、正義のために戦う戦士」的なモノだったんですけど、最近では悪のライダーもいっぱい出てきちゃってるので!

そもそも「仮面ライダー」って名乗らない作品も多いので。定義なんてあってなきがごとしです!もう、なんでもあり!巨大ロボに乗って戦うライダーなんてのもいます(仮面ライダーJなんて、自分が巨大化しちゃいますからね…)


初代仮面ライダー

一番最初の仮面ライダー。これくらいは押さえておいて欲しいですね~

もっとも放送が2年近くに渡り全98話もあるので、全話見るのは難しいかと思います。なので、基本中の基本だけ覚えておいてください♪


仮面ライダーに変身するのは本郷猛(ほんごうたけし)という人物で、見た目はゴツイ感じですけど、実はIQ600の天才!頭脳派でもあります!この人が、悪の組織「ショッカー」によって改造され、ショッカーを裏切って人類のために戦い始めるわけです。

主演の「藤岡弘、さん」は、自らスタントも買って出るっていう、とんでもないことをやってたんですけど(今からすると考えられないような暴挙です!)そのために撮影の途中でバイク事故を起こし、出演できなくなってしまいます。

そこで登場したのが、仮面ライダー2号こと一文字隼人(いちもんじはやと)

これがキッカケで、のちの作品では2号ライダーが登場するようになったと言われています。まさに、怪我の功名ってヤツですよ!(ちなみに「仮面ライダー龍騎」なんて13人もライダーが登場しますからね!)

「技の1号、力の2号」と呼ばれています。見た目は逆っぽいですけどね。途中から1号ライダーと2号ライダーが共闘するようになります。


仮面ライダーの必殺技は「ライダーキック」

「ライダーパンチ」とか「ライダーチョップ」なんてのもあります。初期のライダーは、基本的に武器なんて持って戦いません。己の肉体が武器です!あとの方になってくると、棒を持って戦ったり、電撃で攻撃したりするようになります。スーパー1なんて、いろいろな武器を装備してます!

これが平成ライダーになってくると剣や銃を持って戦うのが常識になっていきます。必殺技なんかもどんどんド派手になっていって、ドラゴンを召喚したり、巨大ロボットで戦ったり、魔法使いなんてのまで登場するようになります!


毎回、「蜘蛛男(くもおとこ)」とか「蝙蝠男(こうもりおとこ)」などと呼ばれる怪人が登場して、悪事を働きます。仮面ライダーのお仕事は、この怪人を倒すことです。

他に「ショッカー戦闘員」と呼ばれる量産型のザコキャラも登場します。大体やられ役ですけど、たまに強い奴とかいます。


初代のライダーって、全体的な雰囲気はホラーテイストなんですけど、戦闘シーンはコミカルだったりして、結構笑えます。

たとえば、温泉地にロケに行った回なんて、お風呂の中にショッカー戦闘員が隠れていて、お湯の中から飛び出してきて攻撃するとか(撮影時によく怒られなかったな…なんて感心しちゃいます)


ライダーは奥が深い

とにかく作品数が多いので、全部見るのは至難の業です(ヘイヨーさんも、全部は見てません。平成ライダー9割くらいと、昭和ライダーをちょこちょこ見てる程度)

テレビシリーズだけじゃなくて劇場版も膨大な数が作られてるので、さらに大変です!それに加えてOVAだったり、「てれびくん」の視聴者全員サービスの映像だったり、マンガ作品や小説のスピンオフなんかもかなりの数出ているので、全部抑えるのは難しいと思います。

なので、「自分が気に入った作品」を集中的に見ていくという視聴方法が基本となります。たとえば、「仮面ライダーブレイド」なら「仮面ライダーブレイド」だけ全話見るとか。そういう見方ですね。

慣れてきたら、作品数を増やしていきましょう!

この記事が参加している募集

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。