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【シャニマス考察】目も耳も離せない…「星をめざして」のあさひ節【芹沢あさひ】

今回はラリパについて。

2021/1/20に発売された待望のソロ曲アルバムである、

「COLORFUL FE@THERS-Stella-」

待望のソロ曲ということで期待が高まりに高まり、しかしそれを遥かに超えた完成度で登場した、芹沢あさひの「星をめざして」について、感想を交え、歌詞考察的な事を書き連ねてみました。

この記事を読んでくださった方たちは、この曲を聴いてどう感じたでしょうか。是非、コメントで感想や考察を共有してくださると泣いて喜びます。

関係ないんですが、CDジャケットのあさひの衣装、可愛いですよね。
見出し画像の通り【あめ・ゆき・はれ】の衣装なんですが、個人的にめちゃ好きな衣装のひとつでして。
他のキャラもそうなんですが、サポートSSRから衣装持ってきてくれるの本当にうれしい。ラリパ。


曲を聴いての所感

あさひ節、とでも言うのでしょうか。

メロディは軽快でその天真爛漫で無邪気な様子を浮かべる事が出来ますし、ストレートな歌詞はあさひの真っ直ぐな好奇心を彷彿とさせます。

ストレイライトとしての曲とは打って変わり、ポップでかわいらしさも感じる、なんというかもう最高に楽しい!みたいな曲だと感じます。

特にイントロのラリパ。中毒性ありますよね。
後述しますが、もしかしたら歌詞がない部分を、あさひがシロフォン?のような楽器のメロディを聞いて口ずさんでいるのかもしれない。そんな事すら思えてくるほど、あさひの曲としてすんなり入ってきます。


歌詞考察

ここからは歌詞を見て、それに対する感想を交えながらどんな意図があり、何を表現しているのか、そんな事を考えていきたいと思います。

(ラン ラリパ ラリパ パリルレラロ)
(ラン ラリパ ラリパ パリルレラロ)
(ラン ラリパ ラリパ パリルレラロ パパパピパ ララリパ)

この曲の代名詞的フレーズになりつつあるイントロ部分。

何の楽器かは浅学菲才故に分からないのですが、シロフォンのような弾む音と重なるような気がしますので、もしかしたらあさひがそれを聞いて、何となく口ずさんでいるのかもしれません。ノージャンルグラビティで登場した”雨の歌”とかありますしね。

見上げた宇宙に 踊るヒカリ
理由(わけ)もなく胸が ドキドキした
向こうに行けたら 楽しそうで
それが何か知りたくて 走り出したよ

WING編であさひとシャニPが出会った時の事でしょうか。
街頭モニターに映るダンスを楽しそうと言っていましたが、そのダンスを踊るアイドルに関しては、あさひにとっては宇宙のように未知なものだったでしょう。(コミュタイトルも”未知への高揚”ですしね)

”踊るヒカリ”というフレーズも、あさひはアイドルをキラキラと例えている事から、他と同じようにアイドルというキラキラした未知のものに惹かれ、アイドルをやってみたいと走り出した様子を表現しているのでしょう。

今はまだ果てしなく遠くても
いつの日か必ず たどり着くぞ

あさひの探求心の強さを感じますね。
それと同時に、自分の現在位置と目標地点との距離を測れる冷静さと頭の良さを感じさせます。

星をめざして 何処までだって行こ ワクワクを追いかけて
じっとして居られないのは 本能的なものだ
ほら 知れば知るほどに ときめきが止まらない
わたしがいつの日か 星になれたなら いいのに

あさひのワクワクは、その正体が分かるまで止まる事はありません。
その異常なまでの好奇心は、なるほど確かに、”本能的”というのがしっくりきます。
しかし星への興味は、他とはどうやら違うようです。
いくら追いかけても、知れば知るほど、ときめきが止まらない。
アイドルがというよりは、アイドルを通して、知らなかった様々な体験が出来るこそなのでしょう。
そうして身の回りの物や人に影響され、もしくは影響を与えながら、あさひは走り続けます。
特に、冬優子の影響は計り知れず。
星(アイドル)になれたらと思うようになったのは、もしかしたら、冬優子がアイドルというものの在り方を、あの海辺のステージであさひに刻み付けたからなのかもしれません。(こじ付け妄想)

いつも 気になること ほっとけない性格で
フリーダム 跳んで飛んで翔んで行くよ すぐに
ありふれた日常よりも シゲキが欲しい
月でウサギと無重力ダンシング

ここで急に不規則なリズムになるのが、ホントにあさひらしさを感じます。目を少しでも離すと何処かへ行ってしまう、興味の移り変わりが早いといった、あさひの不安定さとでも言いましょうか。
何でもすぐに出来てしまう天才性故に飽きっぽく、シゲキを常に求めるという歌詞も、それを加速させているような気がします。
その後のシゲキのたとえを”月でウサギと踊る”なんていうのも、あさひのぶっ飛んだ発想力を思わせます。

ところであさひとウサギといえば、「不機嫌なテーマパーク」で登場したぬいぐるみを思い出します。
動くかもしれないとあさひなりに大切にしているようですし、ユニット編成画面でも、ウサギのぬいぐるみを抱えてムスーッとする様子も見られますしね。
何が言いたいかって?拗ねるあさひは最高に可愛いって事さ。

想像もつかない未知のセカイ
何にでもなれると 思ってるから

ここを聴いて、あるシーンを思い出しました。

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出来ない事があるなら、出来るようになるまでやればいい。
だからこそ結果失敗はないし、何にでもなれる。
彼女は本気でそう思っているんだなぁというのも、「straylight.run」から時間のたったであろうGRAD編でも同じことを言っているのがその証拠。
誰にでも出来るようでなかなか出来ない、そんな考えをあっさりと言ってのけるあさひの魅力的な部分を端的に表現していると感じました。
ココスキ。

星に願えば どんなことだってね 叶うよな気がしてる
考え方次第で 結果(こたえ)は変わるでしょ
ねぇ 誰かの気持ちも 動かせる気がするよ            
わたしがいつの日にか 星になれたなら いいのに

ここ個人的に一番ぶっ刺さった部分です。
”考え方次第で結果が変わる”というのは、その発想力で色んなモノの見方を出来る彼女らしさではあるのですが、その後に続く”誰かの気持ちも動かせる”と続くところに何かあるのだと感じました。
思い当たるのは、GRADでテーマとなっていた”伝えるのが上手くなった”というくだり。
同じライブやオーディションでも、同じ出前でも、心を込めてどう伝えるかで結果は変わる。(長くなるので割愛)
GRADと出前を通して、あさひは”届ける”のが上手になりました。
その届けるという過程、物事に対する考え方の変化によって、その後の結果も変わるんだという事をきっと体感した事でしょう。
これは、そんなあさひが会得した考えを表現しているのかもしれません。
(若干深読みは否めない)
そんな成長したあさひを表現しているとすれば、ここの星という意味合いは、1番で無邪気に追いかけていた頃とは打って変わっている事でしょう。

笑顔に逢いに行くよ
ココロに描いてる未来を抱きしめて

届けるのが上手になったあさひは、その届ける相手の表情も感じ取れるようになっています。
心を込めて、毎度ありがとうございますとおそばを届ければ、そこには笑顔のおばあちゃん、いやファンの笑顔が待っているでしょう。

大変なことが起きても なんとかなる気がするんだ
思いのままにわがままに 突き進んでみたいから

ここ、なんだか冬優子と愛依を思い浮かべてしまいました。
好奇心のままに走っていたら、隣には誰もいなくなってしまっていた。
けれど今は、どんなに突っ走っても、シャニPが見ててくれる。
どんなに高く登ろうと、冬優子と愛依がついてくる。
思いのまま行動しても、その”手は空を切らない”
そういう仲間に出会えた事を表現しているのかなぁと深読み。

キラキラと瞬く ヒカリのように
たくさんの誰かを 幸せにしたいなと思うから

真っ先にイルミネを思い出してしまいました。
そんな描写はなかった…はず…。
あさひの行動理由は基本、好奇心という自分本位のものです。
それが少しずつ成長し、誰かに届ける事を覚え、最近では誰かを演じるという事まで習得しつつある。
動機が自分の外にあり、誰かの為に何かを出来る人に少しずつなってきているんですよね。
これを歌ってるあさひはもしかしたら全部は理解していないのかもしれないけど、それはそれでいいのかもしれません。

輝ける場所 星をめざして
何処までだって行こ ワクワクを追いかけて
じっとしていられないのは 本能的なものだ
ほら 知れば知るほどに ときめきが止まらない
私がいつの日にか 星になれたなら いいのに

そんなわけでラスサビですが、これまでの歌詞を追った上でこのサビを見ると感慨深いものを感じました。
各所にあさひのこれまでが散りばめられていて、最後にココにたどり着く。
音も1トーン?(多分違う)上のキーになっていて、それまでとは違うあさひなんだなと感じます。
同じ歌詞でも、考え方次第で解釈が変わる。あさひの言う通り…。
そんな彼女なりの変化と成長を感じるサビで終わり、今後もあさひから目が離せないなぁという感情が最後に残ります。


まとめ

「星をめざして」。
あさひらしさを満遍なく詰め込んで、軽々なメロディと共にストレートにぶつけてきたって感じがします。
きっと自己紹介ソングではないのでしょうが、もしシャニ世界でアイドルとして歌っているとしても全く違和感のない歌詞にもなっている気がします。
作詞作曲家先生方は偉大だなぁ…。

今回書かせていただいたのはあくまで私の個人的なものですが、割と共感していただける部分もあるんじゃないかと思っています。
同僚の皆様の解釈、下さい。マジで。

以上、ここまでラリパ。


楽曲の基本情報

星をめざして
作詞:下地悠
作曲・編曲:三好啓太
歌:芹沢あさひ(CV.田中有紀)
公式:https://www.lantis.jp/shinycolors/releaseinfo/release_LACA-15861.html



              


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