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8月12日:走りながら考えることの重要性と難しさ。

お疲れ様です。

昨日職場の会議に出て…

イベント作るのって大変なんだなぁ…

こりゃ苦労するなぁ…

という感想を抱いた安部です。僕は凡人が働く凡庸な組織においては、どうやら無双できるくらいの戦力を持っているようです。…いきなり生意気なことぶっこみましたが、いずれまとめて書きます。

さて今日は「走りながら考えるって難しいんだろうね…」という話を書いておきます。マニュアル人間と中途半端に積極的な人が陥るミスの話です。

1)ある日の出来事

個人情報の保護と本人の名誉のために、一部事実を脚色してお送りします。

ある日こんなことがありました。

10名弱の子どもたちを連れて大きな公園に遊びに行ったときのこと…。

昼食を買い込んでバッグに入れ、水筒やらペットボトルやらを持って公園内を散策し始めました。既に時刻は11時30分。早めの昼食を取るにも悪くない時間で、その日の目的は公園内のアスレチックなどを使ってみんなで遊ぶこと。

ただし…

無料の公園のため一般のお客さんもいるし、何より広い。最低限の目標としては、非日常的な時間を穏やかに安全に過ごすことだった。

ミスは既に初手から起きていた。

車を停め公園に入る入口を、昼食を食べる予定のベンチ等のある場所から反対側にしてしまったのだ。責任者が事前に公園のマップを見ながら昼食の予定地を考え、その指示に従って駐車して歩いて公園に入った末に生まれた状況だった。

結果…

子どもたちと我々は、約20分…昼食を食べるためにひたすら歩くことになった。暑い中を。

断っておくが、僕は長い時間を歩くのはむしろ望むところだ。子どもたちの鍛錬としても非常に有意義だし、むしろたかがが20分で疲れるようなら就労なんてほぼ不可能。歩くのはとてもいいトレーニングだ。

問題はその過程。

責任者のイメージでは、昼食会場と駐車場は近いはずだった。スムーズに移動し、速やかに昼食を取り、落ち着いて食後のアスレチックを楽しむ予定だったはずだ。

最初のミスは駐車場と入口の選定を間違ったこと。次のミスは最初のミスに気づくのが遅れ、どこに行くのかもわからない状態のまま10分以上も歩いてしまったことだった。

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。