10月26日:創業者と非行少年の共通点。
おはようございます。
今朝、リーダーについての記事を公開しました。定期購読の記事ですが誰でも全文読めるようにしています。
それを踏まえて今日は、創業者が理解しておいた方がいいあたりまえのことについて、偉そうに書いておこうと思います。
僕がこれを書くということは…こんなあたりまえがわからずに組織をゆるやかな自殺に導いている管理職や経営者が僕の見える範囲にもチラホラいるということです。
1)現代日本における「創業」の特殊性
フリーランスや起業、スタートアップなんて言葉が市民権を得て久しいけれど…それでもこの国の働き方においてそれは、まだまだ圧倒的に少数派。
僕がハタチの時にmixiやgreeが普及して日本におけるSNS時代が始まったけれど…以来17年経った今でも、TwitterやFacebookはアカウントを持っていない人もザラにいる。
SNSで日常的に情報に触れている人たちにとって、自分で仕事を作ることはすぐ目の前にある現実だけれど、スマホがYoutubeとゲームのツールになっている人にはまだまだ創業なんて非現実的なものなんだ。
そんな現代日本で、自分で何かを始めようとする人は、自分が強烈にマイナーなんだということを、意外と自覚できていない。
SNSの発信は比率の概念を忘れさせる。たとえ10000人に一人という割合だとしてもコツコツ続ければ賛同者やファンが10人100人と集まってくるから、打率を気にせず打数である程度勝負できてしまう。
そうして自分の身近に同じような感覚の人が集まってスタートアップが起きるから、創業者たちは自分達のマイナーさを忘れてしまう。
そこが非行少年と似ている。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。