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若さ

信じられる分だけの希望を携えて
船は行く 風が吹き示す方へ向かって
さらりと羽織るぜ着古したジップパーカー
波風立つなよとかフード被りながらブツブツ
見下す夜の星よ そこはとてもつまらなそう
挙げ句の果てに我々はそこに行かされるそう
信じられる分だけの希望を携えて
船は行く 風が吹き示す方へ向かって
まつ毛の先に飛び乗る火の粉たちを
瞳の奥にギュッと忍ばせたりしてクスクス

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自由律俳句

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