見出し画像

怯むな

空想の内側
性器のような鉢の中
震わせる意味もなく
たゆたう帽子のつばから
こぼれ落ちた集中線
得たもの次から次
似たもの同士で騒ぎ
含めたはず笑みの中に
それは早熟なはやとちり
ヒントをどれだけ
集めたってもう遅いと
焦茶色の景色がもう
一昨日の晩ご飯みたいに
懐かしい

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?