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海外旅行に行く前に必ず確認するべき超重要なこと

Hoi Zäme, ハイジです。

マジメな内容過ぎて、だるーっと読むのを辞めず、本当に本当に大事なので、楽しく安全に海外旅行に行く為に、老若男女問わず、是非最後まで読んでいただけたらうれしいです!

必ずクレジットカードとは別に海外旅行保険に加入すること

保険会社の回し者みたいですが、安心して下さい。
専業主婦です。笑
よくクレジットカードに海外旅行保険が付帯されているから、別に入らなくても良いという方がいらっしゃいますが、「寝言は寝て言え」とほっぺをつねってあげたいです。笑

まず、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、適用条件(旅行代金をそのクレジットカードで支払わなければならない等)というのがありますので、まずは自分のクレジットカード会社のルールを確認しておきましょう。

また、死亡保険は高いように見えますが、治療・救援費用はゴールドカードでも全く足りないです。
(※クレジットカード会社にもよりますが、ゴールドカードでも死亡保険は5,000万円等に対して、治療費用は100万円程度が多い)
治療・救援費用は、可能であれば、無制限の保険会社を選び、本当に最悪、最低でも1,000万以上はかけていくことをお勧めします。

一般的に治療・救援費用が何をカバーするのかというと文字通り、旅行をしている間にケガをしたり、病気にかかった治療にかかった費用の他に、日本から家族が緊急で現地にかけつけた場合の旅費や、万が一、本人が亡くなってしまった場合の日本への運搬費用も含まれます。

緊急で家族が出発する場合、海外航空券は普通運賃になる場合が多く、これはエコノミークラスでも1人数十万はかかります。
もともと持病のある方は、旅行期間中に悪化した場合でも保険支払い対象にならない会社がほとんどだと思いますので、注意が必要です。

死亡保険金額の目安

治療・救援費用は断然、無制限をすべての人にお勧めしたいのですが、死亡保険金額に関しては、本当に個人の価値観によるところが大きいと思います。
私個人的には、「もし自分がいなくなった時、金銭的に困る人がいるかどうか」が基準になるのではないかと考えています。
例えば、私はすでに成人で、子供はおらず、夫も私がいなくなっても金銭的に困ることはないので、特別高額でなくても良いと考えています。
子供がいる方、自分がいなくなることで金銭的に困る可能性のある家族がいる方は、家族と相談の上、自分にあった金額を選ぶのが良いと思います。

まだ自分は若くて元気だから、海外旅行保険はいらないと思っている人

これまたほっぺをつねってあげたいですが、事故に関しては全世代健康状態に関わらず、運です。
また、若い世代や子供に多いのは、ビーチリゾートで珊瑚を踏んでしまったり、ビーチに落ちていた割れた瓶を誤って踏んでしまい、足の裏をケガして縫ったり、ビーチアクティビティやスキー・スノボリゾート等、アクティビティに関連する事故またはケガです。
もちろん世代を問わず、日頃の疲れや、急な環境の変化で体調が悪くなる方もいます。

ちなみに私には、アメリカでレンタカーを借りて旅行中事故に遭い、車ごと火だるまになった知り合いがいますし(本当にあった怖い話1)、私自身も夫とアメリカで車に乗っていた時に、夜の高速道路のど真ん中で車が止まったことがあります。(本当にあった怖い話2)
たまたま後ろから誰にも突っ込まれなかったのは、本当にラッキーだっただけです。
私の友人は20代半ば、オーストラリアで朝食の食パンを食べ、なぜかいきなり前歯が折れ、緊急で仮歯を入れなくてはいけなくなり、15万ほど請求されていました。(本当にあった怖い話3)
※歯科はほとんどの場合、海外旅行保険対象外となりますので、注意が必要です。心配な場合は、歯科も含まれる会社もあります。

特に注意したい旅行先

一般的に、高額請求の多い日本人に人気のある旅行先は、ハワイ北米ヨーロッパです。
この3方面は、日本とは桁違いの高額な医療費を請求され、自分や家族では支払いできず、私は持ち家を売らざるを得ない状況に追い込まれてしまった方を数人知っています。(本当にあった怖い話4)
この3方面では、日本では些細な状況に思える場合(※盲腸など)でも数千万円、日本でも重篤と思えるような状況では、億単位の請求もあり得ることをよく覚えておきましょう。

救急車は無料ではない

私の現在住んでいるスイスは、一度救急車を呼ぶと日本円で約35万円くらいかかります。
冬はスキーやスノーボードが人気ですが、本当に頻繁にドクターヘリを見かけます。
私はドイツ語にまだ自信がないので、英語で病院に予約の空き状況をメールで問い合わせ、2往復くらいのメールで、日本円で約3,000円くらいの通信費の請求が来ました。
そもそもまだ病院に行ってもないのに!笑
(本当にあった怖い話5)

ちょうどタイムリーにYahoo!ニュースになっていましたが、お子さんがアメリカで点滴と血液検査を受け、日本円で約75万円の請求があったそうです。
こちらで最初の話に戻りますが、ゴールドカード付帯の100万円で足りると思いますか。
この3方面では、100万円くらいは秒で超えます
事故に遭ったり、ケガや病気で、自分で判断や説明できるような状況ではなかったり、苦しんでいる時に「保険に入っていないので、助けないで下さい」とは言えないと思いますし、自分で呼んでいなくても、周りに居合わせた人が親切心で救急車を呼んでくれる場合もあると思います。
そして必要な救急車、検査、治療、滞在費を支払わなければいけなくなるのは、あなたです。

万が一の時の連絡先を知っているか

海外旅行保険に加入していても、使い方を知っていますか。
一般的には一度自分で立て替えて、後日、日本で保険請求をするのですが、保険会社によっては、提携病院の予約や日本語通訳まで手配してくれる会社もあります。
日本語のキリキリする、ジンジンする等、日本人同士だから想像のつく症状を、英語で正確に説明できる方は、そう多くないように思います。
旅行出発前までに、自分の携帯やホテル、一般的な電話から、保険会社の緊急連絡先への電話のかけ方、連絡先は必ず確認しておきましょう。
また、保険請求に必要な現地でしか準備できない書類もあります。
万が一の時に慌てなくて済むよう、ある程度の流れは確認しておきましょう。

家族や信頼のできる友人等に必ず予定を伝えておくこと

一般的には家族になると思いますが、往復のフライト情報、滞在先は伝え、保険会社の控えや確認メール等は転送しておきましょう。
万が一の時、家族が直接保険会社と最速でスムーズにやり取りができることで、動転している家族も、その時やるべきことを、最速で正確に確認することができます。

保険料がもったいないと思っている人

特に若い世代や学生の方が限られた予算の中で、掛け捨ての保険料を払うのはもったいないと感じる気持ちもとてもよくわかるのですが、もし一緒に行く人に、海外旅行保険の大切さを説明しても「大丈夫っしょ〜」と聞き入れてもらえなかったとしても、自分だけは、自分と家族を守るために必ず入りましょう

海外出張の方は、会社で加入しているかと思いますが、例えば、韓国で肌管理や推し活、近場のアジアに頻繁に行くので、毎回保険料支払うのは高すぎるなぁと思っている人。
ネットで加入すると、保険会社、補償内容、日数や方面にもよりますが、数百円で加入することもできます

私はこれまでちょっと思い出しただけでも、アメリカのミネソタ州ではしゃぎすぎて、花壇に落ちて負傷。恥
オーストラリアのパースのビーチで、割れた瓶を裸足で踏み、負傷。恥
スイスの雪山で、あまりの高速に、ソリが自力で止められず、全身打撲。恥
タイのバンコクでいきなり40度の熱が出て、宿泊ホテルで医師、看護師、ホテル従業員等6名に囲まれて、診察。恥
現在の夫(当時まだ彼氏)に「ハイジ!このまま◯ぬのか?」と聞かれたことがあります。笑
だから、本当に自分だけは大丈夫って信じてる人!
大丈夫じゃないから!

まとめと注意

海外旅行保険には必ず免責といって、条件によって保険の対象外となることがあります。
旅行期間は自宅から自宅までなので、空港の近くに前泊や後泊をする方は、それも含めて旅行日数に入れて下さい。
年齢や持病の有無、保険会社により、免責、補償内容や掛けられる保険も異なります。
自分に合ったものを家族と相談の上、決めましょう。
治療・救援費用を無制限でお勧めしたい以外は、人それぞれ必要な補償や考え方は違うと思います。

でも、
無保険で海外旅行!
(※クレジットカード付帯のみを含む)
ダメ!ぜったい!


私は幼稚園の年長から現在に至る数十年、毎年最低1回以上は海外旅行をしていますが、海外旅行保険未加入で旅行に行ったことは一度もありません。
めちゃくちゃ一生懸命色々書いたので、どなたかの気づきになってくれたら、とってもうれしいです。
みなさんが安心して海外旅行を楽しめますように!

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